『カイジ』 は 挫折した方々が ハイリスク・ハイリターン の敗者復活戦を挑む
スリルを楽しむエンターテインメントで、そこは作者・福本伸行も認めています。
ただし福本伸行はこうも言っています。
「日常の小さな勝負にコツコツ勝ち続ける根気と忍耐あってこその大勝負」、 と。
つまり、現実には誰もがカイジになれる訳も無く、
大半の方々は その資格を得る前に挫折→ 『カイジ』 のエンタメ性に酔う、という
実に皮肉なサイクルなのです …
端的で、且つ 大変 分かりやすい解説を なう で つぶやいてくださったのは、
ブログを初めた当初からの ブロ友さま であります、
honey-spider@辰巳幸四郎 さまです。
( ブログ名 honey-spider presents 『胎児が密猟する時』 )
この なう を目にいたしましたとき、
これを超えるレビューを 私はまず書けないわ。。 と思いまして、
辰巳幸四郎さまにご了解を得てから、引用させていただきました。
前作では、過酷なゲームを勝ち抜いて借金を帳消しにしたカイジ (藤原竜也) は、
またもや、多額の借金を抱えて地下で、強制労働の日々を送っている。
2週間の地上生活を許されたカイジは、仲間を開放する資金を稼ぐため、
当たれば10億円以上という超ハイリスクなゲームに挑む … 。
今回敵役は、伊勢谷友介さん。
(伊勢谷さんは、ハマリ役かも~ )
前作で対決した 利根川 (香川照之) も再び、登場します。
この ”ライオンのシーン” は、ちょっと、、、です。
(C)福本伸行・講談社/2011「カイジ2」製作委員会
駆け引きも痛快で、観ていてわかりやすく
何も考えずに楽しめる作品だと思います♪
本音のレビュー
「前作は映像、今回は脚本がウリ」 と
こちらもまた 辰巳さまのお言葉通りなのですが、
個人的には、今回のほうが受け入れやすいですね。
前回も思ったのですが、
なぜ ここまで借金を作ってしまったのかが 理解できません。
まあ、借金を負わなければ、ストーリーが成り立たないのですが。。
原作を読んでいなくても、大丈夫ですよ~