もしも 突然、身に覚えのない殺人の容疑がかけられたら … 。
その上、証拠が揃ってしまい、刑が確定してしまったら … 。
この映画は、100%ありえない話ではないだけに
家族は どのような行動を起こすだろうか、
本当に私のことを 信じてくれるだろうか、
また、私だったらどうするだろう、 って深く考えさせられました。
大学教授のジョン (ラッセル・クロウ)は、妻のララ、かわいい子どもとともに
平穏な生活を送っていた。
が、突然、妻のララ(エリザベス・バンクス)が、殺人容疑で逮捕される。
ジョンは、妻の容疑を晴らすべく奔走に明け暮れていたが、
3年後、ララの死刑が確定、もうどうにもできないと知った彼は、
自らの手で妻を取り戻すために立ち上がる…。
原題: THE NEXT THREE DAYS (2010年 米)
仏映画 「すべて彼女のために」 のリメイク版なだけに
全てを、 いえ、その名の通り 全世界を敵に回しても
これほどまでも 自分を信じてくれる夫がいてくれれば
妻冥利に尽きるというもの。。
ただ、死刑が確定した決定的な証拠云々についてが
詳細に描かれていないため、どこか疑問が残ります。
タイムリミットがあるだけに、手に汗を握る圧巻のクライマックス!
本音のレビュー
私だったら、死刑が確定する前に どうにか頑張るでしょうね~。
ジョンのような選択肢は、たぶんないと思います。
(そんなことを言ったら、映画になりませんわね~ )
終始、 「君はやっていない。君の人生を取り戻す。」と言う夫の
何が何でも妻を救おうとする懸命な態度に
魂を揺さぶられました。
脱獄計画のプロセスと 先を読み合う頭脳戦が見どころ。