2010年、NHKで放映された途端、たちまち女子の間で話題になりました
ドラマの映画化。
ドラマ(脚本は大石 静氏) だけではなく 原作本(同タイトル)までも記事に
したくらい ハマってしまいましたわ~
なぜって。。
17歳年下の男性との恋愛 (正確には不倫愛) ですもの。。
年若くして離婚、それ以来、仕事一筋に生きてきたヒロイン 中村るい を
演じるのは、鈴木京香さん。
キャリア官僚からネット証券会社の社長へと華麗に転身、
時代の寵児ともてはやされた鈴木 行(コウ)を演じるのは、
長谷川博己さん。
行(コウ)の妻、万理江役は、深田恭子さん。
育ちがよく無邪気 (テレビドラマでは、かなり?なところも) だった万理江でしたが、
だんだんと強さを秘めるように。
主要キャストはそのままで スクリーンに登場!


神秘的なマレーシアの大自然のなか
ただただ 愛する男性(ひと) を見守ることしかできなかった
るい の深い心象が描かれています。
ただの 不倫愛 では終わるのではなく
魂と魂が 求め合い 向き合っているような。。そんな愛情。。
ふたりのドラマは、予言されていた 行(コウ) の 死 によって
終わったのですが、
映画では、その最期の数日間を丹念に描写することで
コウ の るいへの甘えや 声にならないこころの叫びが
胸に残ります。。
エンドロールで流れる 倖田 來未さんの主題歌
『愛を止めないで』 が ドラマティックさをより醸し出します。
本音のレビュー
ドラマでの 京香さんのハイセンスなファッション、
とっても 好きでした。
どんなに 愛し合っているふたりでも、
ずっと ベクトルの向きが 同じということはなく、
ある瞬間 全く 違う方向を見ている。
それが 男女なのでしょう。
そのすれ違いを いかに 乗り越えられるか
本当の恋愛って それからなのかもしれませんね。。


