「大阪夏の陣」の史実が歪曲、捏造して伝わっているかもしれない、という

設定なので、とても興味深いストーリー。




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国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の

松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲーンズブール(岡田将生)。

国家予算の実地調査のために大阪を訪れた精鋭3人(?)は、

不信な社団法人を見つけてしまい…。



それは。。。

1615年の大阪夏の陣で、断絶したはずの豊臣家の末裔が生きており、

大阪の男たちが400年もの間、その秘密を守り抜いてきたという真実。


大阪のあらゆる機能が停止する事態へと発展していく…。



   


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                (C)2011フジテレビジョン関西テレビ放送東宝



中盤まで、寡黙だった中井さん、”鬼の松平”役の堤さんの演技が光っていました。

天然役の綾瀬さんは、とっても可愛くって笑いを誘います。

メガネをかけた岡田クン、カッコよかったですよ~。ニコニコ



    
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歴史に裏打ちされた緻密な構成と個性的な登場人物たちが

織りなすさまざまな絆を描いたストーリー。



「鴨川ホルモー」などで知られる万城目学氏のベストセラーになった

歴史ミステリー小説を映画化したもの。



「正直に生きる  ということが一番難しい」というセリフが

心に残りました。。  はぁと




本音のレビューふきだし(ハート)     



ただ、会計検査をして不正を暴く物語ではなく、歴史を交錯しながらも

大阪人の思いや父子の関係、そして一子相伝といった深いストーリー。



キャストもピッタリですし、日本史を翻すような驚愕の ”もしも…” は

結構、楽しむことができますよ。 グッド!





                   王冠