ADJUSTMENT(アジャストメント) とは、調整、調節という意。
本作では、運命を調整ということでしょうか。
ここでは、第三者に決められた運命をそのまま受け入れるのか、
それとも、命懸けの覚悟で抗うのか、が見どころ。
原題: THE ADJUSTMENT BUREAU (2011年 米)
将来を有望視されている上院議員候補の若手政治家、
デヴィッド(マット・デイモン)は、あるスキャンダルをきっかけに
選挙に敗れる。
その敗北宣言の直前、エリース(エミリー・ブラント)という
美しいバレリーナと出会い、お互いに惹かれあうが
突然 “アジャストメント・ビューロー(運命操作局)” と呼ばれる
男たちが現れ、デヴィッドは拉致されてしまう。
彼らの目的は、本来は恋に落ちる予定ではなかった
デヴィッドとエリースを引き離し、「運命の書」なるものに記述された
“運命”に従わせることだった…。
「ボーンシリーズ」で大ブレイクしたマット・デイモンは、
主役、脇役を問わずに多彩な作品に出演しており、
今回は、アクション路線ではなくロマンティックな役柄。
ナイーブな情熱に突き動かされる彼が、
”運命の愛” を変えられるのかどうかを観てくださいね。。
本音のレビュー
大胆な着想ではありますが、想像をしていたのとは
ちょっと違っていたような。。
まず、”成就不可能な恋愛” の理由付けが弱いかな。
それこそロミジュリくらいにしなくては。。
周囲に反対されればされるほど、燃え上がるふたり~なのですから。
(友人も同意見でした。)
ラストも、これだけ運命を警告、微調整されていた割には
あっけなかったなぁ。。
でも やっぱり!
愛を信じて、愛を貫く者は救われるので~す