なぜか私の中では、
大人の女=マレーネ・ディートリッヒ=真紅のネイル という図式が
あります。
真っ赤なネイルは、持っているのですが、
普段は、フレンチネイル一辺倒ですので、あまりしないかなぁ。
サロンでも、あまり冒険はしません。。 (笑)
なんか。。自分の雰囲気に似合わない気がして。。
ふと。。手にとった本がこちら。
誰がみてもわかる表層的なおしゃれよりも
「仕立てのよさ」 や 「質感」 といった美の本質に… といったくだりに
共感を覚えました。
そして、この真っ赤なペディキュアの美しさに。。
私は落ちました。
ネイルケアの命は「甘皮」にありといわれていますように、
ここでは、甘皮のお手入れをすることではじめて
「爪の質」が上がり、真の「美しく健康な爪」が
完成するというわけです。
「爪を見れば、その方の健康状態がわかるんですよ。」 と
お寿司屋さんのご主人がいつも仰っているくらい、
爪と健康は、切っても切れないのです。
"manicure" (マニキュア) は、
ラテン語で 「手」 を意味する ”manus" と、「手入れ」 を意味する "cure" が
合体したもの。
NYのエグゼクティブでは、きちんとネイルケアが行き届いていることは
ひとつのステイタスといわれています。
つまり、「飾られた爪」 よりも 「よく手入れされた爪」 のほうが
格上だということなのです。
女性の色気は、その指先に宿ります。
爪を磨きながら、自分を慈しみたい。。と思わせてくれる
ステキな一冊。