だ~れもいないのに、なんだか気配がする。。
原因不明の不思議な現象が起きるような・・・気がする。。
そんなときこそ、妖怪の出番です。
そう、妖怪とは、人間の「恐い!」という感情が生み出すもの。
妖怪とは、人間を震え上がらせるのが仕事なのですよ。
どの世界でもそうですが、
妖怪でも、全く妖怪らしくない子もいます・・・。
それが、カワイイ豆富小僧 クン♪♪
舞台は、江戸時代。
父親である妖怪総大将の見越し入道(声:松平 健)から、しかられてばかりの毎日が
イヤになってしまった豆富(声:深田恭子)クンは、ふと、消えてしまった母親に会いに
行こうと思いつき旅に出る・・・。

弱虫で妖怪らしくない豆富クンが、新しい世界に踏み出して
いろいろな体験をしながら、成長していく物語。
たぬきたちとの対立、脅かすはずの人間を、逆に命をかけて守ろうと
するカッコイイ豆富クン。
「いったい何のために生まれてきたのだろう」
誰にでも、その人にしかできないことがあることを、
豆富小僧は、身をもって教えてくれるのです。。
本音のレビュー
ここに出てくる妖怪は、皆、カワイイです。
豆富クンは、母を訪ねて旅に出ますが、
ラストで、しかられてもからかわれても
実は、身近にいるひと(妖怪)こそが大切なひと(妖怪)なのだということが
わかるのです。
ただの妖怪ストーリーではなくとっても深い。
幸せは、すぐそこにあるんだというシンプルだけど
なかなか気づかないことを妖怪たちは教えてくれますょ。
主題歌や挿入歌もアップテンポでノリがいいです。

吹き替えに注意しながら、観るのも楽しいです。
たとえば、達磨は武田鉄矢さん、狸は、はるな愛さんとか。
はるなさんは、すぐにわかりますよ~。