先日、それも地震が頻繁に起こっていたときのことです。

友人から、

「ねぇ、うちのKちゃん(ダンナさまのこと)がね…、」と

暢気そうな口調で相談(でもないかな。)を受けました。

(不安でこわくてたまらなかった私は、きっと顔がこわばっていたと

 思います。)



でも、カッコをつける私は、一応、平気を装って

「どうしたの?」と聞いてみました。



「お気に入りのロクシタンのシャンプー、どうもなくなり方が早いと思ったら

 カレが使っているのよね~。

 あれって泡立ちが悪いから、たくさん使っているのよ。

 もお、頭にきちゃう~。」



私は、怖さを忘れて笑ってしまいました。



シャンプーを、ふたりで使い始めるときって

なんだか照れ嬉しいのですが、

付き合いが長くなると、↑こういうふうになるのですよね~。



世のダンナさま、どうぞお気をつけてくださいね。 ニコニコ



    
            ■Jewel Box■
   




 番い    つがい


 

彼の家に泊まったとき、

私には密かな楽しみがある。 


それは・・・・・彼のシャンプーを  

こっそり使うことだ。


彼の家を出た後も、

なんとなく彼が近くにいるようで・・・・・。


そして昨日は、ドラッグストアの棚に、

彼と私のシャンプーが

偶然並んでいるのを見つけた。


なんとなく、嬉しかった。




                            「恋する日本語」より抜粋





友人にも、こんなカワイイときがありましたよ、と弁明しておきます。





                   はぁと