先日、それも地震が頻繁に起こっていたときのことです。
友人から、
「ねぇ、うちのKちゃん(ダンナさまのこと)がね…、」と
暢気そうな口調で相談(でもないかな。)を受けました。
(不安でこわくてたまらなかった私は、きっと顔がこわばっていたと
思います。)
でも、カッコをつける私は、一応、平気を装って
「どうしたの?」と聞いてみました。
「お気に入りのロクシタンのシャンプー、どうもなくなり方が早いと思ったら
カレが使っているのよね~。
あれって泡立ちが悪いから、たくさん使っているのよ。
もお、頭にきちゃう~。」
私は、怖さを忘れて笑ってしまいました。
シャンプーを、ふたりで使い始めるときって
なんだか照れ嬉しいのですが、
付き合いが長くなると、こういうふうになるのですよね~。
世のダンナさま、どうぞお気をつけてくださいね。
番い つがい
彼の家に泊まったとき、
私には密かな楽しみがある。
それは・・・・・彼のシャンプーを
こっそり使うことだ。
彼の家を出た後も、
なんとなく彼が近くにいるようで・・・・・。
そして昨日は、ドラッグストアの棚に、
彼と私のシャンプーが
偶然並んでいるのを見つけた。
なんとなく、嬉しかった。
「恋する日本語」より抜粋
友人にも、こんなカワイイときがありましたよ、と弁明しておきます。