自分が99歳のときに、
はたして、こんなみずみずしい感性が残っているだろうか、と
考えてしまいました。
母に頼まれて購入してまいりましたが、
ぱらぱらと読み始めましたら、とまらなくなってしまうほど
心に染み入ります。
特段、すごいことが書かれているわけではないのですが、
だからこそ、万人に受け入れられるのでしょうね。
小さい頃、母親にただ抱きしめてもらうだけで安心した、と
いった感情かな。。
そのような温かいものが、この本にあふれています。
若いときは、若いだけで乗り切れますが、
年を重ねるほど、そのひとの生きてきたもの全てが
お顔や言葉に出るといわれています。
著者のトヨさんは、とても99歳とは思えないほど
お肌がつるっとしていておキレイなのですよ。
だからどんなにひとりぼっちでさびしくても
考えるようにしています。
「人生、いつだってこれから。
だれにも朝はかならずやってくる」って。
(「くじけないで」本文より一部抜粋)
毎日を、より大切に生きていこうと思います。。