日本史上、最も有名な浅井姉妹の三女、お江の方の波乱と苦難を
描いているNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」が始まりました。
ブログ記事にされている方も見受けられ、楽しみにされている方も
多いのでしょうね。
親や兄弟姉妹とも敵味方となって戦うかもしれない戦国という時代の
中で、男たちと同じように、勁く(つよく)生き抜いていく女たちの物語です。
江姫役は上野樹里さん、来週から出演されるのですが、
どんな感じなのか、楽しみですね。
織田信長を演じるのは、トヨエツ(豊川悦司)さん、
豊臣秀吉は、岸谷五朗さん、
お市の方は、鈴木保奈美さん
脚本家は 「篤姫」 を手掛けた田渕久美子氏。
乱世を女性目線から描かれるでしょうから、とっても興味深いです。
こちらの本にも、「お市の三人娘の生存競争」という題名で
永井路子氏がエピソードを書かれていますが、
なかなか面白いです。
文中、永井氏と同感でしたのが、
お茶々(淀殿)の心理を見事に描いている著書。
井上靖氏の 『淀どの日記』 です。
ご参考までに。。
真の”姫”というのは、
ただただ美しい着物を着飾っているのではなく、
文武両道はもちろんのこと、
節度と潔さと心に秘められた強さをかね揃えた女性を指すのかもしれない・・・、と
改めて感じるのです。。