タイトル通り、止まらなくなった貨物列車のストーリー。
それも、危険な化学物質と燃料を積んでいますから、
目にも心にもドキドキ、ハラハラものなのです。
なぜ、こんなことになってしまったかといいますと、
無責任な運転士のブレーキ操作ミスから始まるのです。
スピードアップしながら、踏み切りでトレーラーなどを
破壊し、(この場面、迫力あります!)、そのまま急カーブへ・・・。
デンゼル・ワシントン扮するベテラン機関士と新米車掌(クリス・パイン) が
上司の命令を無視し、アナログ列車で、暴走列車の減速を試みる対決が見もの。
列車の重量とスピードの相乗効果が、様々な角度から捉えられて、
その迫力たるもの、筆舌に尽くしがたいものが。。
暴走列車と衝突を避けるために、線路を切り替えするシーンも
手に汗を握ります。


原題: UNSTOPPABLE (2010年 米)


暴走列車に二人の男たちのドラマを盛り込ませながら感動のラストシーンへ。
「なぜ、列車を止めようとするのか?」という質問に対しての鉄道の仕事に真摯な、
デンゼル・ワシントンのセリフが印象に残った。。