100歳の少年?
このタイトルには、深~い意味がこめられているのです。
このカワイイ、それもわずか10歳の少年オスカー(アミール)は
白血病で余命いくばくもない。
小児病棟に入院しているオスカーは、両親や医師に苛立つ日々を
イタズラ放題をして送っていたのだが、
ある日、ピザ宅配店の女主人ローズが彼を訪ねる。
口は悪いが心根の優しい彼女は、
12日間神様宛に手紙を書き、1日を10年間と考えて生きるよう
励ますのです。
一生の体験を、短期間で味わうことができるように、という
彼女の切実な思い。。
原題: OSCAR ET LA DAME ROSE/OSCAR AND THE LADY IN PINK
(2009年 仏)
(C)2008Pan-Europeenne-Studiocanal-OscarFilms
命尽きるまで 成長しよう、懸命に生きよう とするオスカーが
ローズの心を変えていくのです。
(このあたりは、目頭が熱くなります。。)
泣けるというよりも、人生を考えさせられます。
より時間を大切に、そして懸命に生きなくては・・・と。
エリック・=エマニュエル・シュミットが、
自身のベストセラー小説を映画化した作品。