ラブストーリーの名作ともいえる『ゴースト ニューヨークの幻』の
リメイク版。
オリジナルのNY版では、男性がゴーストでしたが、
アジア版では、ヒロインの七海扮する松嶋菜々子さんがゴーストに。
愛する陶芸家志望のジュノ(ソン・スンホン)を守るというストーリー。
脚本は、松嶋菜々子さん主演で話題を呼んだ『やまとなでしこ』の
中園ミホ氏と佐藤嗣麻子氏だからか、
女性が愛するひとに言われたいセリフのツボだらけです。
七海の肩越しから、ジュノがそっと手を添えて、ろくろを回すシーンは、
ドキドキする気持ちがこちらまで伝わってくるほど・・・。
いいな~。
全体的にソフトに描かれていますから分かりやすいですね。
(C) 2010「ゴ-スト」製作委員会
女性霊媒師役には樹木希林さん、
七海に力の使い方などを教える先輩ゴースト役には、話題の芦田愛菜ちゃん。
プチサスペンス&ラブファンタジーの合間に笑いを誘う場面も。
「知ってると思うけれど、愛してる。」と言うジュノ、
愛する人に大切なことを伝えるため、魂となってそばに
い続ける七海のラストの言葉を聞くと、
愛するふたりを元に戻してあげたい。
平井堅さんの「アイシテル」のサビ部分が、胸にじ~んと
響いてきて、切ない気持ちを勝手に盛り上げてしまいます。
言うべきことは言っておかなくては・・・。