このタイトルを見たとき、
私だったら『食べて、眠って、映画(本)を見て』だろうな~と
即座に思いました。
癒しを求めたり、今までの自分をリセットする『自分探し』を
するときには、恋は疲れますから。。
NYでジャーナリストとして活躍し、
郊外のセンスあふれる家に優しい夫と住んでいる
主人公のエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、
自分が自分ではないような違和感を持ち、
疲れ切ってしまっている。
周囲から見ると幸せそのものなのですが、
本人しかわからない、ということは儘あること。
正直、エリザベスの離婚理由があまり詳しく
描かれていないため(そこに至るまで紆余曲折があったのでしょうが)
同じ女性としてあまり理解できないです。
が、彼女は人生の岐路に立ったとき
自分の直感(←私も重要視しています)を信じ、
バリ島で老人に予言された言葉とおりに
1歩、2歩と踏み出していくのです。
イタリアでは、太ることをも楽しんで食べるだけ食べる。
そして、「何もしない喜び」を学ぶのです。
ジェラートが美味しそうでした。
インドのアシュラムでは、最初は”無の境地”を悟れなかったのですが、
次第に祈りと瞑想に没頭するように。
自分のことを見つめなおそうとするようになります。
そして、出会った人が先生と思うように。
その魅力的な土地に身を置くことで
心を解き放つことができ、恋もするのです。
ここだったら雰囲気もあるし、そうなるでしょうね。
ジュリア・ロバーツの笑顔がステキ。
やはり、自分がいつも楽しく、
そして傍にはいつも信頼できるひとがいれば
それだけで人生ってOKなのではないでしょうか。
たまには、全て(とはいわないまでも)を捨てて
新しいものを入れる場所をつくるのも
いいかもしれませんね。。