美しいアンジェリーナ・ジョリーが、北朝鮮からスパイ容疑で酷い拷問を受け、

血まみれになっているというショッキングなシーンから始まる『ソルト』。



今回の彼女の役柄は、優秀なCIA分析官であるイヴリン・ソルト。

ロシアからの亡命者を尋問したことによって、

スパイと同姓同名であるソルトに、二重スパイの疑いをかけられる

という、ミステリアスなキャラクターを演じます。





■Jewel Box■



破壊工作、暗殺を目的に冷戦時代のソ連に存在していた

特殊養成機関”KAプログラム”。

そこで英才教育を受けた(観ていてビックリします)スパイたちは、

アメリカに渡り、任務を遂行するまで、何十年でも一般市民として

暮らす”スリーパー”として今も潜んでいるのだそうです。

任務遂行のためには、命を落とすことをも厭わない

冷静沈着なスパイでも、熱い心や弱さをも持ち合わせている

のです。



フィクションなのですが、

あまりにもリアリティ過ぎて、迫力のあるストーリーに

仕上がっていますね。



ただ、ところどころ、

こんなに上手くいくかしら、と思う箇所はありますが

最初から息をつく間もないほど、

二転三転する予測不可能なスピーディーな展開に

引き込まれます。




■Jewel Box■  原題: SALT(2010年 米)

                     ■Jewel Box■



アンジー自ら演じきった超過激なアクションシーン、

CIAの裏をかくほどの変装も見もの。

ソルト=アンジーと思うくらい

精神、肉体面のタフさとクールなカッコよさ。



登場する人物の誰が味方か敵かがわからず、

ラストまで目が離せません。



もしかすると、、、

映画のこの終わり方から、『ソルト2』ができそうな予感。。





         はぁと