織田裕二さん扮する青島刑事が係長になって戻ってきた、という
『踊る』ですが、 相変わらずのありえない出来事も何のそので
新キャラも増え、さらにパワーアップした感じですね。
ファンが待望した『OD3』が実現しなかった理由、
それは、和久平八郎役のいかりやさんを失ったことによるのですが
今さらながら、いい味を出されていたいかりやさん、惜しまれます。
その後任としましては、甥にあたる和久クン(伊藤淳史)が
新米刑事となって登場、”和久語録”が書いてある伯父さんの
『和久ノート』を、要所要所で読み上げます。
いかりやさんがセリフを言っているみたいで、
『踊る』メンバーの方々の思いが詰まっているアイテム。
今でも和久さんが、皆のモチベーションを高めてくれているのですよ。
(じ~んときてしまいました。。)
ストーリーは、湾岸署がお引越しをしながら
8つの事件が同時に起きるのですが、
今回は、過去に青島刑事が捕らえた凶悪犯たちも登場します。
キョンキョン演じる日向真奈美は、少し大人しくなったかな。
青島係長の健康診断時における(←結構、重要箇所)
署長たちスリーアミーゴスには笑ってしまいます。
こういう適当な方たち、いらっしゃいますよね。
警視庁と所轄の調整役で、非情且つ冷徹な小栗クン、
今までにない役柄でしたね。
(C)2010フジテレビジョンアイ・エヌ・ピー
これでもかというくらいの事件を多発させた割には、
あっけないラストは残念。
ただ、個性のあるキャラが出てきて、個々を上手く絡ませている、
ストレスなくして楽しむことのできる作品であることには
変わりありませんでした。