Vシネマの好きな友人(女性)とふたりで観に。
今年5月にカンヌ国際映画祭コンペティション部門で
話題を呼びました北野武監督の第15作。
タイトル通り、極悪非道のヤクザ映画です。
カンヌに出品するくらいですので、
気持ち悪いシーンはあまりないのかしら、と思っていたのですが、
本当に甘かった。。。
(目だけではなく耳も塞ぎました)
友人が申しますのには、「かなり、ひどい!」とのこと。
「全員悪人」という宣伝を100%裏切らない
お金と権力争いのバトルロイヤルそのままですね。
普段、善人を演じるような俳優さんが、
悪人を演じられるところが見ものです。
(椎名桔平さん、ギャップがすごすぎる加瀬亮さん)
最近の三浦友和さんは、”ワル”を演じることが多くなりましたね。
実際はどうなのか分かりかねますが、
映画の上では、今や「お金よりも出世が重要!」らしく
昔ながらの義理人情よりも、自己保身に走る。。
建前と本音を使い分け、裏切り、暴力と信じられないような世界で
生き抜いていくのは誰か・・・、
すぐにカ~っとならない、人を操れるだけの頭脳と冷静さを
持った人でした。
女子は、覚悟をして観に行かれてくださいね。