浅田次郎氏の同タイトル小説のドラマ化で、

第二次世界大戦時の戦災孤児について鮮明に描かれています。

『シューシャイン』は、靴磨きのこと。



両親を失った一郎(西田敏行)は、菊治(大滝秀治)に助けられ

一緒に靴磨きの仕事をするようになる。

が、菊治は、一郎に向かって

「男だったら、こんなことをしていないで出世しろ!」と。

のちに会社社長になった一郎は、

新宿のガード下で靴磨きをしている菊治と出会う・・・。

銀行のリストラ担当から一郎の運転手になった塚田(柳葉敏郎)は、

この不思議な人間関係を目の当たりにして考えさせられる。



大滝さん、西田さんの演技やセリフの上手さに

こころが打たれました。

父のように、いえ、このような状況下で育ててくれた菊治に対して

ずっと恩義を感じていて、彼のために大きな家を建てたという一郎。

でも、菊治は、この申し出に甘んじず、ひそかに一郎の前から

姿を消すのです。

今や、日本では忘れられた謙虚さと恩義。



『ビルばかり大きくなって人間が小さくなった』というセリフが

このドラマのコア。



ラストで、、、

一郎が、社長の座を譲って、『シューシャインオールドボーイ』に

戻るところがいかにも浅田氏らしい小粋なストーリーですね。ニコニコ





■Jewel Box■-SH3800820001.jpg (ケイタイフォト)

早速、スタバで飲んだハニーオレンジフラペチーノ。

確実にクセになるくらい香りがいいですし美味しい!合格



              ピンクの靴