最近、TBSで再放送されていた『ラブストーリー』。
撮りためておいた分を一気に観ました。
2001年に放映されていたドラマ(日曜劇場)で
大好きな北川 悦吏子氏の脚本でした。
売れっ子作家の永瀬 康役は豊川悦司さん、
そして編集者の須藤美咲役は中山美穂さん、
美しいお二人の、知的でユーモアたっぷりのセリフの
掛け合いがとても楽しく、
毎週、待ち遠しかったのを覚えています。
木村クンの『ロングバケーション』、『Beautiful
亀ちゃんの『たったひとつの恋』でもそうでしたが、
恋人同士のセリフが丁寧で、
女性が男性に言ってもらいたい珠玉のことばが
あらゆる局面にちりばめられているんですよね。
だから、す~っとストーリーの中に入っていけるのだと
思います。
個人的に好きだったのは、
主人公がその時々に感じる素直な胸の内を、
ナレーションするところ。
中山美穂さん扮する美咲の、
仕事や恋愛に対する喜びや悩みが等身大に描かれていた点に
共感を覚えます。
私もある男性作家に憧れていた時期がありますので、
余計、ツボだったのかもしれませんね。
それに、永瀬さんのような気難しい男性も嫌いではないし・・。
美咲に「僕は、ことばは上手く出てこないけれど、文章だったら
書ける」といったセリフ、おしゃべりな男性が苦手な私には
まさに
今回、気づいたことがあります。
『ラブストーリー』と『たったひとつの恋』のラストで、
主演男女ふたりが真っ白い服を着て、手をつないでいるシーン。
(亀ちゃんと綾瀬はるかさんの時とよく似ています)
いくつになってもこういうのって憧れちゃいますね。。
ピュアな感じで好きなワンシーンです。