世界30カ国以上でベストセラーになりました

『The Lovely Bones(アリス・シーボルト著)』の映画化です。



前半は、ぐいぐいと惹きつけられたのですが、

後半は、残念ながら間延びしたような・・・。



主人公である14歳の少女、スージーが殺されるという

ショッキングなストーリーなのですが、

ひとの悲しみ、苦しみだけではない心のひだが

描かれています。

時折、くすっと笑みがこぼれるシーンもあるのですよ。



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                             原題: THE LOVELY BONES




【あらすじ】今回は省きますね。


この世と天国との狭間にいるスージーが、

愛する家族に想いが残り(当たり前ですよね)、

家の中をさまよう辺りは、涙がこぼれます。

何でこんなカワイイ、夢と希望にあふれていた女の子を、と

こちらまで犯人が憎くなります。



犯人探しに明け暮れる父、

自分の娘を守れなかったと自己を責める母、

犯人の目星をつける利発な妹、

ここで、祖母役のキャラクターがあっけらかんとして

いるところが、ささやかな笑いを誘います。



全体的にもう少し家族それぞれの心情を描かないと

どうしてこうなるのか、というシーンがところどころに

見受けられました。

また、衝撃的な題材を、ファンタジーで包み込んだところは、

賛否両論あると思われます。



スージーたちのいる天国がただただ美しく

楽しそうな少女たちの笑い声は救いですね。ニコニコ



結末は、想像していたものとは違っておりましたが、

確信いたしましたのは、

「完全犯罪はありえない!」ということ。

そう、まさしく天罰はくだるのですよ!



世の中には、愛情によって理屈では説明のできない

不思議なことが起きるのかもしれない・・・。




最後に、、、

スージーに恋を成就させてあげたかったな~。。





             はぁと