スクリーンを通して改めて感じたことは、

マイケルの”ショーへのこだわり”が

人並みはずれていること。



彼は、音楽、ダンス全てについて

細かい箇所までチェックしており、

スタッフとショーを『創り上げていく』という

創造性のセンス、鋭い感性には

ただただ感嘆するばかりでした。



『天才』が、自分の才能に対して

決して奢ったりせず、

常に努力を惜しまず磨きあげているのですから

凡人がかなうはずはない、というのが実感です。



周囲の方たちに対しても

終始穏やかな物言い、態度で

本物はやはり”謙虚”なのですね。



リハーサルといいましても

マイケル自身、テンションが上がってくると、

まるで本番のときのように

かなり熱が入ってしまい、

前で見ていたダンサーたちが

思わず感動する場面も・・・。





■Jewel Box■





音合わせのシーンで

「早すぎるよ、もう少しゆっくりと・・・」と

マイケルが指示を出す場面がありましたが、

そのマイケル自身、人生の幕を閉じるのが

早かったのではなかったのでしょうか。。。



本当に残念の一言に尽きます。




この映画は、”死”を一切出さずに

アクティブなマイケルの素顔と音楽、

秀逸な編集をしているところに感動を覚えます。

これが、唯一の救いといえますね。



        

          マイケル・ジャクソン