動物の映画は、すぐ胸にぐっときますので弱いんですよね。
”自宅のDVDで!”と固く心に決めたはずだったのですが、
やっぱりどうしてもガマンできずに映画館へ行ってしまいました。
パーカー教授がリチャード・ギアで、
本当の主役である”HACHI”が日本犬だったからかもしれません。
日米コラボ作品からか、”ハチ”という名前にしてあるのも
馴染みがいいですよね。
起用されたのは秋田犬ですが、子犬時代は、柴犬を含む
ダブルキャストだったそうです。
わが家は動物が大好きで、犬はいつも私たち家族の傍らに
いました。
こういうふうにじ~っと飼い主を見るんですよね、
かわいいな~~。
この映画を観ていますと、リチャード・ギアは、
演技ではなく、本当に犬を好きなのではないかな・・・。
それくらい愛情深く、HACHIとことばを交わしているのです。
ストーリーはほぼ同様に作られていて、当たり前のことですが、
渋谷駅は、ベッドリッジ駅になっています。
これはこれで、雰囲気があるから好きですね。
原題: Hachiko: A Dog's Story(2008年米)
もう、このうしろ姿を見ちゃうだけで、
駆け寄って抱きしめたくなっちゃう。。
ここでいうご主人に対する無償の愛、忠誠って行為は、
今や、古臭く遠ざかってしまっている感がいたしますが、
上下関係に限らず、いつの時代でも、
”見返りなしの愛”には、胸を打たれるものですね。。
ことば(セリフ)を発しないHACHIの、目とからだ全体で表現する
演技には、本当に泣けてしまいます。
特に、ラストが感動的です。。
『一生懸命尽くすこと』、『約束を守ること』の大切さを
HACHIが身をもって教えてくれた作品です。
観に行かれる方は、タオルハンカチのご用意を。。