話題のドラマ『MR.BRAIN』が、昨晩から始まりましたね。
木村クン扮するヒーローは、空気が読めない脳科学者、
九十九龍介(つくも りゅうすけ)です。
ホスト時代から空気が読めなかった彼は、ある事故に
遭遇して、脳の一部を損傷してしまいます。
奇跡的に回復した彼は、それがきっかけとなり、
天才的な発想力と思考力を開花させるようになります。
(高いIQ、特に右脳が発達)
本文を読んでいて驚いたことには、
こういうふうにケガをして、脳が覚醒したというのは
彼だけではないということ。
ロシアの文豪、ドストエフスキーは、脳の一部に障害がある
ことにより、文章を書きたいという衝動を抑えられず、驚異的な
ペースで創作活動に励むようになったそうです。
外には、
■今やα(アルファ)波よりθ(シータ)波の時代
リラックス時に出るα波はご存知だと思いますが、
居眠りなどの時に出るのがθ(シータ)波。
θ(シータ)バーストを出しますと、やる気と集中力が高まり、
常に新しい分野に挑んでいると、脳も元気になるそうですよ。
■「脳細胞は1日10万個ずつ減る」のはウソ!
これは、一種の都市伝説らしいです。
2001年、久恒先生(東京大学大学院、脳研究の第一人者のひとり)
は、「大人のサルでも脳細胞が成長する」という大発見をして、世界的な
話題となったそうです。
脳細胞は、刺激を受けると分裂をして、1ヵ月ほどで新しい脳細胞に
育つそうです。
脳細胞を増やすためには、軽い有酸素運動が効果的とのこと。
未だ解明されていない部分が多い、脳のメカニズム。
このイケメン揃いのドラマは、未知なる世界へ導いてくれるだけではなく、
ひょうひょうとしながらも難事件を解いていく彼に対して、爽快感を覚える
ことでしょう。