ハリウッドの映画製作会社 社長アマンダ(キャメロン・ディアス)とロンドン郊外に
住んでいる新聞記者アイリス(ケイト・ウィンスレット)が同時期に失恋をし、気分を
変えるため、バカンスに行こうとPCに向かいます。
そこで、お互いに家や車などを短期間交換する「ホーム・エクスチェンジ」をし合い
自分の心を見つめなおして、新たな人生を歩み始めるという映画です。
2006年、米映画
二人の女性が傷心で向かった新たな土地で、ステキな出逢いがあるのですが、
そのシチュエーションやセリフが、まさに女性の心を鷲づかみに。。
さすが、『結婚適齢期』のナンシー・メイヤーズ監督だけあって、女性が男性に
言ってもらいたい言葉があらゆるところに散りばめられています。
バカンスに行った先で、グラハム(ジュード・ロウ)のような男性がいるなんて
夢みたいですね~。
このグラハムがアマンダに「信じられないほど、愛しているんだ」
なあんてセリフ、本当にキュ~ンとします。
ケイト・ウィンスレットのお相手は、ジャック・ブラック。
いい味を出していますよ。
最後のシーンで、婚約していながらアイリスを甘い言葉で利用し続けたカレに
別れを切り出した彼女はカッコよかった。
『タイタニック』とは全く違う役柄で、報われることのない男性をひたすら想い
続ける可愛い女性を演じています。
ファッションの視点からは、抜けたキャメロンの日常着、重ね着がオシャレで
参考にしたいですね。
インテリア、音楽、セリフが小粋でオシャレなラブ・コメディは、何回観ても
感動を覚え、元気になれます。
シェリル・リン『Got To Be Real』、アレサ・フランクリンなど往年のR&Bが
渋く、映画を盛り上げています。
ステキな映画と音楽に乾杯