古くより、「男女の溝はなかなか埋まらない」といわれていますが、
やはりそれは、「性差」の問題なのでしょうか。
男女の間に横たわる「愛の壁」、「性格の壁」、「言葉の壁」、「脳の壁」
・・・などを、この『男女(オスメス)の怪』で、養老孟司氏、阿川佐和子氏が
面白おかしく説いている著書です。
両氏が対談形式をとっていますので、お二人のスピーディーでリアリティ
なお話しに惹きつけられます。
例えば、、、
■恋愛は病気、結婚は契約
■「男女七歳にして席を同じうせず」は男を保護するシステム
■「おばさん力」が世の中を変える
■「愛してます」なんて簡単に言っちゃいけない
■美男美女とは実は「平均顔」のこと!?
■フェロモンの香水に効果はあるのか
これらのタイトルだけでも、興味深いでしょう?
論理的で解りやすい養老語、歯に衣を着せぬ阿川語が
読んでいて小気味よいですね。。
バレンタインデーの前に、オススメの一冊です。