開演は、ちょうど20分遅れての19時20分でした。
オープニングから3曲、アジアンアレンジのダンサブルなナンバーで
MISIA(以下敬称省略)もダンサーたちに混じって、ダンスをしながらの登場!
MISIAが教えてくれたフリに合わせて、会場全体は物凄い熱気でしたよ。
2曲目に歌った『Royal Chocolate Flush』、個人的には、
迫力あるオリジナルの方が好きですね。
このあとは、特筆すべきバラードコーナー。
MISIAの生歌声を聴かれた方はお分かりでしょうが、
強弱のついた伸びのある声量。
これが最後まで持続され、ファルセット(裏声)の素晴らしさには
聞き惚れてしまうほどです。。
ステージのところどころに、彼女のスペシャルドリンクが置いてあり、
しょっちゅう飲まれているので、喉のケアをかなりされていますね。
パーフェクトなボイストレーニングをも、うかがえます。
5オクターブ以上の声色を駆使する彼女は、今回もかなり音域のある
声を聴かせてくれました。
『ANY LOVE』、『そばにいて』は、胸にじ~んと入ってきて、
友人ともども前回のライブ同様、涙があふれそうに。。
MCでは、アフリカに行かれたときのこと、
最初に教育費や医療費の削られる貧困国である現況を、
大変熱く語っていらっしゃいました。
日本では、当たり前のように教育を受け、医療を受けられますが、
負のスパイラルに陥っている国も実際にはあるのです。
ただ、音楽の好きな人々には、どんな困難に陥っても
「頑張るぞ~!」というチカラが湧き出てくるのだそうです。
今回も、抑揚にあふれたメロウな歌声だけではなく、
より意思を感じ取れる、メッセージ性の高いライブだったと思います。