昨日は、自宅近隣に住んでいて女子大時代からの友人と
山下町にありますホテルニューグランドのラ・テラスへ。
こちらは顔なじみですので、いつもわがままを言って、
奥の窓際のお席をリザーブしていただいているのです。
今回ほど、このお席でよかった~と思ったことはありません。
実は、彼女のお父さまが今年の1月3日に他界されたのですが、
今まで闘病生活の最期を話さなかった(いえ、正確には死を認めたく
なかったのでしょうね)彼女が、ぽつりぽつりと語り始めたのでした。
末期がんの宣告を受けた時のこと、介護、ホスピス・・・
二人ともファザコンだから、父親をすごく尊敬している。
ですから彼女の気持ちが痛いほど、自分のことのように分かる私も
かなり辛かったですね。。
アフタヌーンティも、アールグレイも喉に通ったことは通ったのですが、
いつものようにゆったりと味わえず、静かに涙があふれてきました。
(どちらかといいますと、二人とも泣き虫ではありません)
あとで冷静に考えたら、ホテルで、また人前で涙を見せるなんて・・・
ちょっぴり、反省しました。
親は元気でいてくれて当たり前と思っていますが、
やはり、先に逝ってしまう。
命は限りあるのだから、一緒にいられる時間を大切に
そして、楽しく過ごさなくては。。。