ふる
枯葉の季節からクリスマスにかけて観たくなる旧い洋画があります。
それは、O.ヘンリーの短編代表作5篇を映画化した『人生模様』です。
数年前、テレビ(WOWOW?)で偶然観たのですが、その内容、豪華キャストに
目が釘付けになり、最後はとってもあたたかい気持ちであふれました。
(1952年)
第1話は【警官と賛美歌】
プライドの高い浮浪者(チャールズ・ロートン)が、厳しい冬を刑務所に入って
優雅に暮らそうとして、わざと犯罪を繰り返すのですが、思惑通りに捕らえら
れずに・・・。
売れる前のマリリン・モンローが出てきて、その可愛さといったら。。
必見ですよ!
第2話は【クラリオン・コール新聞】
ギャング(リチャード・ウィドマーク) の犯罪の証拠を掴んだギャングと幼なじみの
記者(デイル・ロバートソン)。
しかし、記者はギャングに借りがあって、強い態度に出れないのです。。
第3話は【最後の一葉】
こちらは皆さま、よくご存知ですよね。
病気で寝ている妹(ジェーン・ピータース)のために、姉(アン・バクスター)が
画家の手を借りて、葉っぱを・・・。
何度観ても、涙が出てきます。。
第4話は【酋長の身代金】
身代金目当てに少年を誘拐したのですが、この少年がとんでもない”やんちゃ”
で・・・。
大笑いしてしまいます。
第5話は【賢者の贈り物】
こちらも、ご存知だと思います。
貧しくても心から愛し合う二人の若い夫婦が、クリスマスにお互いのために
贈るプレゼントとは。。
この時代の「心の豊かさ」が象徴され、本当の幸せとは?に気づかせて
くれますね。
O. Henry's Full House
外は木枯らしが吹いても、お家でじっくり観るのにオススメの作品です。
こころがじわ~っとあたたかくなりますよ。