今日、私宛の数通の手紙やダイレクトメールに混じり、ある友人からの手紙が
入っていました。
彼女(Mちゃん)とは、ある事情から1年半くらい会っておりません。
そんな彼女から(今頃何だろう?)と思い、封を開けてみますと相変わらずの達筆で
こんなことが書いてありました。
『前略
すごくご無沙汰をして申し訳ありません。
お変わりありませんか。
大変なときに助けていただいたのに、なかなかご連絡ができずにごめんなさい。
Yちゃんにはありがとうの言葉では足りないくらい感謝しています。
(途中省略)
また、お時間のある時にでもゆっくりお会いして御礼を言いたいと思っています。
こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。』
事情は申し上げられませんが、数年前に彼女がある出来事から逼迫したことがあり、
深夜に救いを求めてきたことがあります。
女性一人ができることなどたかが知れていますが、でも私にとりまして彼女は大切な
友人でもあり、それ以上に一人の女性として尊敬しておりました。
知的でセクシー美人、ファッションセンスも抜群で赤いNSーXを乗り回し・・・。
とにかく非の打ち所がないくらいカッコよかったのです。
感性もほとんど同じだったし、二人でいても疲れることなく何でも言い合えました。
でもその出来事以降、彼女の常軌を逸しているとも思える行動を目の当たりにして、
私はショックと残念な気持ちでいっぱいになりました。
憧れていたからこそ、悲しみはより深かったと思います。
それから少しして、Mちゃんからの連絡は途絶えました。
私も敢えて、彼女と連絡を取ろうとしなかった。
少し、疲れたのかもしれません。
時々、元気にしているかなあ、と懐かしくなるのに・・・。
この手紙を読みながら、嬉しくて涙がぽろぽろとこぼれました。
彼女は、私から離れたのではなかったのだと。
そして、思い切って手紙をくれた彼女の勇気に心から感謝しました。
もし、私が彼女の立場だったらこういうふうに連絡できるだろうか・・・。
以前のような関係に戻れるかは、まだわかりませんが、
でも、また違ったいい関係を築けるのではないかと予感しています。
やっぱり、自筆のお手紙は胸を打ちますね。。