ホワイトデーの昨日、やまぴーに会って?きました。
この「クロサギ」は、大ヒットコミックとTVドラマの映画化です。
今までにない内容のドラマで、毎回興味深く観ていました。
人の心のスキと欲につけ込み、全てを奪うシロサギ。
そのシロサギによって家族を失くし、人生を変えられた黒崎(山下智久)は、
復讐をするため自ら詐欺の世界に足を踏み入れた。
そして、正当な裁きも受けずのうのうと生き続けているシロサギばかりを狙う、
異端の詐欺師、通称「クロサギ」となって生きている。
【あらすじ】 ~抜粋により~
いつものように詐欺業界のフィクサー桂木(山﨑努)から情報を買った、黒崎の
今回のターゲット・石垣(竹中直人)は、贈答詐欺でレイコ(飯島直子)から、多額の
お金を騙し取った詐欺師である。
黒崎は、桂木の情報を基に調べていくうちに、石垣の過去を知る銀座高級クラブの
ママ(大地真央)と出会う。
実は、石垣は単なる贈答詐欺師ではなく、かつて日本経済を揺るがした巨大詐欺を
再び企んでいるのであった。
氷住(掘北真希)の心配をよそに、陰謀に巻き込まれていく黒崎だが、知能犯係の刑事、
神志名(哀川翔)が、黒崎逮捕に向けて迫ってくる・・・。
←シロサギ、アカサギ、クロサギとは
映画のあらゆるところでシェイクスピアの名高い格言が引用されています。
あまりにも有名な戯曲「マクベス」の台詞、「人の生涯は動き回る影にすぎぬ」
これは、本作品のテーマです。
黒崎と石垣がオセロをする場面が登場しますが、このシェイクスピアにかけているところが
心憎い演出だと思いました。
ある時、石垣は黒崎からオセロに勝つ秘訣を問われる場面があるのですが、そのときに
こう答えるのです。
「強いて言えば気づかれないことかな。オセロは偶然のゲームではない。完全な計算の
勝負だから、勝利の方程式を知っている人間が勝つ。相手が気づいたときには、既に
方程式の答えは出ている。」と。
電子マネー、マネーロンダリング(資金洗浄)、約束手形、etc...
このような用語が飛び交いながらの、知能と知能の駆け引きと騙し合いの世界。
今日のシーザーが、いつブルータスになるかわからない・・・。
黒崎(やまぴー)がシロサギを騙したあと、淡々と言うセリフ「毎度あり!」
は健在です。
最後に黒崎が、「俺は影のままでいい」とつぶやきながら去っていくのが印象的
でした。
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思わず力の入ったレポでした~ |
素敵な休日をお過ごしくださいね