2月末、桐箱に大切にしまっておいた雛人形を取り出して、くるんでいた薄紙を
そっとはがし、そこから小さな気品のある顔が見えるとなぜかほっとします。
雛祭りの当日、わが家では恒例の雛ずし(ちらし)を作り、家族でお祝いをします。
海の幸や山の幸の具材を入れて、味覚、彩りを楽しみます。
三つ葉のグリーンが入るとキレイですよね。
このほかに、菜の花のおひたしを作って春らしく。
とらやの生菓子は、春の香りを感じます。
いちごと、甘酒を添えて。
桃の花びらを浮かべた白酒は桃花酒といい、邪気を祓います。
雛祭りが終われば、桜の便りもじきに届きますね。。
雛祭る都はづれや桃の月 蕪村