宝島社はユニークな著書が多いのでよく読んでいますが、一昨日、面白そうな本を
2冊購入いたしましたので、今回はそのうちの1冊をご紹介いたします。
まず、『血液の汚れをとれば病気は治る』で、著者は医学博士である石原結實氏
です。

よく「からだを冷やさないように」と言われますが、なぜ冷やしてはいけないのか、ということ、
また、からだの冷えを起こす原因について、丁寧にわかりやすく解説されています。
血液がドロドロになって血の流れが悪くなることを、漢方医学では「瘀血(おけつ)」と
いいます。
あらゆるからだのトラブルは「血の汚れ」が原因だそう。
そこで、血液をサラサラにするには、生活習慣を変えて体質改善をするのが一番だと
説いています。

なんと驚いたことに、血液が汚れる原因は、
①食べ過ぎ
②からだの冷え なのです!

そして、からだを冷やす原因のひとつにストレスがあるのです。
つまり、怒りや悲しみは血液を汚すとのこと。
女性の私たちが関心のある
美肌の条件
の定義は、「キレイな


血液がスムーズに流れていること」。
これらを読んでいくうちに、からだを温めることがいかに大切かがわかります。
いくら外見を磨いても、中が汚れていては何にもならないということなんですよね。。
病気別、症状別に、改善法(摂ったほうがよい食品等)が、その理由とともに丁寧に
書かれていますので、説得力が大です。
トラブルの原因を正しく理解し把握して、日常生活の小さなことから改善しなければ、
という気にさせてくれる本です。
