本日12月22日は、冬至ですね。
二十四節気の一つで、この日北半球では、昼が最も短く、夜が最も長い日です。
また、冬至は、一陽来復(いちようらいふく)ともいわれ、陰が極まって陽が帰ってくる、境から運が
向いてくる転換の日でもあるそうです。
冬至の日には、ゆず湯に入り、かぼちゃを食べて無病息災を祈ります。
これは、お湯につかって病を治す―湯治(とうじ)にかけています。
柚子には、融通が利くようにと願いが込められていて、江戸庶民から生まれたとのこと。
ゆず湯に入りますと、肌がスベスベになる美肌効果や、冷え性やリュウマチにも効き、また、
体が温まるので風邪を防ぎます。
これらの効能は、柚子に含まれている芳香成分――精油の働きによるものなんですね。
柚子の精油には、ピネン、シトラール、リモネンなどの物質があって、これらは新陳代謝を活発に
して血管を拡張させ、血行を促進させます。
ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり風邪も治るのです。
柚子を二つないし四つに切り、布袋に入れて湯船に入れると体が温まります。
自宅の庭のゆずを浮かべてみましたら、ぽこぽこ浮いてとってもきれい。
なんだか、いとおしくなりました。。
17日(月)のパーティ後に撮りましたお写真が好評でしたので、同じ場所での
夕暮れを撮ってみました。 (撮影日:12月21日 16時50分頃)
1分後に撮りましたが、空が暮れていく様、観覧車のお色が変化している様が撮れて
います。
こちらはいつまいりましても、ため息もののシーンが見れます。
昔からの風習にはひとつひとつに意味があり、生活していく上での知恵と願いが
込められているので、大切にしていかなくては・・・と
ゆず湯に入りながら思ったのでした。。