14日は霧雨の中、歴史や文学の舞台となりました古刹を訪ね、
嵐山、嵯峨野とよく歩きました。
京都にまいりますと、普段は歩かない距離を平気で歩けてしまい
ますから不思議ですね。
まず、清涼寺からスタートして、祇王寺へ。
このお寺は『平家物語』悲哀の舞台に佇んでいる簡素なお寺です。
なぜだか、こういう入口に目が止まります。
しっとりとしたたたずまいを見せていて、わびさびの世界ですね。。
カエデが散ったさまも、古都ならではの画です。
庭土を覆う紅葉は、大変風情がありました。
悲恋物語の舞台にふさわしい空気を感じます。
散らずに最後まで頑張っている紅葉です。
滝口寺、二尊院を通って常寂光寺へ到着。
こちらは、京都屈指の紅葉の名所といわれているようです。
ですが・・・
残念なことに、もう散ってしまっていました。。
芭蕉の門下、向井去来が晩年を過ごした草庵の落柿舎(らくししゃ)です。
庭の柿を商人に売り渡そうと決めたその夜に、嵐で柿の実がすべて落ち
てしまったことから、その名がついた俳人らしいひなびた草庵です。
のどかな田園風景になじんでいます、萱葺(かやぶき)の建物ですね。
嵯峨野の自然に溶け込んでいる、柿の実です。
芭蕉が、『嵯峨日記』を著した際に、この地を幾度となく訪れているそうですので、
この柿の実を目にしたことでしょうね。
荘厳な竹林風景。
常宿にしております、京都ブライトンホテルの入口イルミネーション。
最近の流行は、シックな青系統ですね。
天井中央から吊られてあり、インパクトがありました。
フロントのクリスマスツリーです。
このプレゼントの明かりが七変化するので、しばし見ていました。
和洋のキレイどころを見て、心地よい眠りへ
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