日本の華、古典菊の嵯峨菊です。
菊花展などでよく見受けられますよね。
凛とした立ち姿の貴婦人を思い浮かべます。。
今回、大変見事な大輪でしたのでカメラにおさめてみました。
まるで打ち上げ花火のよう。
「嵯峨菊」とは
嵯峨天皇の御代、天皇が愛されて嵯峨御所(現大覚寺)の
大沢池の島に植えられたのが始まりだそうです。
永年にわたってある感覚をもって洗練し、「天、地、人」
微妙な配置に仕立て上げた、格調高い菊です。
細長い平弁で弁の内側が巻く様に見え毛筆の穂のように
直立しているのが特徴です。
嵯峨菊の仕立て方は、下から七花、五花、三花の3段に咲かせる
のが基本のようです。(七五三作り)
京都嵯峨地方で育成されたもので、はじめ平らに咲いたのち、
細い花弁が立ち上がって茶筅状になります。
ほうき仕立てと七五三作りが正式の仕立て方とされています。
花の咲き始めは花弁が横向きになっていますが、段々と上を向い
て咲くようになります。
細い花弁の菊はその太さにより、太管・間管・細管・針管
に分かれています。
糸のような細い花弁が奔放に伸びていて、華奢な感じが
気品と感じられているようです。
大覚寺では、嵯峨菊展が恒例行事となっており、回廊から
鉢植えされた嵯峨菊を鑑賞することができます。
古典菊は他に、江戸菊や伊勢菊があります。
風情がありますよね。。
嵯峨菊の花言葉 : 高 潔
コメントのご返信を少しづつさせていただいて
おります。
最近、纏まって時間が取れないため、本当に
![]() ごめんなさい。。
![]() 直近までのコメントをしてくださった皆さま、
明日から、二日にわたってご返信させていた
だきますね
![]() |