一発の弾丸。
それを放った時、彼女は一線を越えた・・・
許せますか、彼女の”選択”
はじめに人を撃ったのは自分を守るため。
次は誰かを救うため、そしてやがて犯罪者を裁くため
に彼女は引き金を引き続ける。
普通の人なら、決して越えることのない一線がある。
その一線を越えてしまった時、彼女はどこへ行き着く
のか?
ラスト15分に待ち受けるのは目を疑うような衝撃の
結末。 (広告より抜粋)
【ストーリー】
ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティとして活躍するエリカ
(ジョディ・フォスター)は、婚約者デイビッドとの挙式を間近に控えていた。
そんなある日、2人は愛犬を連れた散歩中に3人組の暴漢に襲わ
れ、デイビッドが命を落としてしまう。
幸せの絶頂を目前に絶望の淵へ突き落とされたエリカ。
そんな彼女とは対照的に、警察の事件への取り組みはおざなりだった。
そこで彼女は、自分で我が身を守るしかないと一挺の拳銃を手に入れる。
ある時、偶然入ったコンビニの中で銃殺現場に遭遇、自分も狙わ
れたエリカはとっさに引き金を引くのだった。
その瞬間、彼女の中で何かが目覚め、やがて深夜の地下鉄では
恐喝してきた2人の悪党を躊躇なく撃ち殺すのだが…。
幸せの絶頂にあったエリカが、暴漢によって絶望の淵に突き
落とされ、婚約者を失った悲しみと合法的にはなかなか解決
しない事件の捜査に苛立ち、機械的に応対する警官のおざな
りな態度に怒りを覚える。
やがて、夜毎街をさまよって犯人を探し出そうとするエリカの
執念は世間の関心を集め、謎の犯人像が取り沙汰されはじ
める・・・。
エリカのアパートの住人の女性が、
「私の国では兵士が子供に銃をあたえて親を殺させ、誰でも
一線を越えることができることを教える」
と静かに説くセリフが心に残りました。
日常では見分けのつく、善悪の境界線というのは、ふとしたこと
から、誰でも一線を越えることができてしまう・・・。
映画が終わってから、何度も反芻して考えさせられました。
意外な結末については、いろいろな意見に分かれるところだと
思いますので、ここでは申しません。
ただ・・・、私が当初考えていた結末ではなく全くの想定外のもの
でした。
派手なアクションも何もないですが、ジョディ・フォスターの目の
表情、演技が光っていた作品でした。
監督は「クライング・ゲーム」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
のニール・ジョーダン。
流血、暴行シーンが酷くて、私たちは食後観ましたので、
ちょっと・・・でした (ブラザーフッド以来かもしれません)
「デスノート」のキラを彷彿させるストーリーでした。。
コメント
をくださったみなさまへ
最近、纏まった時間が取れないために、お返事が
遅れまして申し訳ございません。
明日以降、必ずご返信させていただきます。