今日はちょっと疲れたなあ、とか、いろいろ考える事が山積みで何から手をつけたらいい
のかわからない、という時ってありますよね。
そのような時は、自分自身の内なるロハスの声に少し耳を傾けてみませんか?
以下に、環境ジャーナリストの枝廣淳子氏が提案する「ロハス」を、簡単にご紹介いたし
ますね。
5つのキーワードから読み解く私たちの「ロハス」
内的アンテナを立てる
~価値判断の基準は「気持ちいい」「幸せ」~
自分の心やからだの状態に対してアンテナを張り、「こういうことが気持ちいい」
「こういうことが幸せ」という感覚を大事にすること。
メリハリをつける
~どんなに忙しくてもちょっと立ち止まってみる~
つい急ぐ事を優先して、自分自身と対峙する時間を後回しにしがちですよね。
でも、どこかで、忙しく働いている自分が「それだけの人間ではない」とも感じて
いる。
ただ、この「急ぎではない大切な時間」をとらない限り、感じる心を取り戻したり、
内的アンテナを育てることはできません。
そのためには、急ぐべき時には急ぎ、でも、必要のない時には、スピードダウン
するといった、力を抜いた「自分プランニング」の時間を作ることが必要です。
花が実を結ぶと、長く伸びた子房柄が地下へ潜って、土の中で
エネルギーを吸収して育まれる落花生。
そんな大地の恵みが、ひと粒ひと粒にぎゅっと詰まっています。
自分の尺度をもつ
~基準が内にあるから自分で考えて、選ぶ~
「こういうことをやっている時が楽しい」
「こういうものを食べるとほっとする」 など、自分のアンテナで感じるようになると、
自分の基準で物事を決めるようになります。
それができない人々は、
「みんながそう言っているから」「世間で流行っているから」と、選択の基準が外部
にあります。
つまり、ロハスな人は自分で考え、選択する力を持っている人のことをいいます。
私はこれができる人こそ、あらゆることに一番強いと思っています。
つながりを意識する
~だれひとりとして、自分ひとりで生きていない~
人は、だれひとりとして、空間的にも時間的にもひとりで生きているわけでは
ありませんよね。
空気も水もすべてつながっていて、自分のからだだけをキレイにすることなんて
ありえません。
こうして、「つながり」を意識する事で、例えばリサイクル用品を購入するとか、
環境活動に熱心な企業を応援するといった行動を起こすようになります。
「つながり」から、自分の行動を変えてみましょう。
頑張らない
~完璧を目指さず、自分の気持ちを大切にする~
例えば、「玄米は健康食品だから、それしか食べない」ということではなくて、
自分の腑に落ちれば食べるし、そうでなければ食べない。
「部分ロハスでもいいや」くらいの柔軟性やしなやかさも必要です。
健康や環境を重視したライフスタイルをとりながら、幸せを減らさずに、
環境への影響を減らす生き方を考えたいですね。