夕方、常用している便箋を買い求めるために鳩居堂へ。
上質な紙を使用しており、愛用している万年筆との相性がいいので
ずっとこちらのをリピートしています。
銀座はもちろん、京都を訪れた際にも必ず立ち寄るお店です。
■『鳩居堂』の文箱(京都・寺町姉小路)
薬種商として創業し、4代目から筆・便箋・葉書・お香などの販売を始めた
老舗『鳩居堂』。
最近では、和紙や千代紙を用いた工芸品も手がけて販売しています。
東京では銀座4丁目の交差点に位置しており、大変有名ですね。
鳩居堂といえば、お香、便箋が有名ですが、ここでは文箱を紹介しましょう。
大切なお手紙や、便箋、万年筆、筆を入れておくのにとても便利なサイズ
ですので重宝しています。
うさぎ柄がラブリー
京都店は、四条通りから寺町通りに入って北に上り、御池通りの少し手前に
位置しています。
本能寺跡地の少しだけ南西で、可愛らしいショールームが目印です。
■『鳩居堂』の香炉(朱)
(京都・寺町姉小路)
こちらは、朱の地に「福」と「寿」をあしらったもので、
模様にもなっている緑が冴え冴えとしています。
白檀を焚く時などに使用しています。
平安時代より長い歴史を持つ、京都【鳩居堂】
謹製のお香「紫舟」と「若松」です。
「若松」は鵬雲斎宗匠お好みの名香です。
■金巻「ぬれからす」
煙墨 鳩居堂製
重厚だしお色も気に入って買い求めたのですが、なかなか出番がなくて・・・。
宝の持ち腐れですね。
墨を磨るのも意外と癒されるのですよ。
墨の香料には龍脳という成分が含まれており、それに沈静作用があるのだそうです。
磨っているときに墨の香りが漂い、筆を持つ前の神経を集中させることができます。
私は磨りながら、ここで筆さばきのイメージを掴みます。
「芳香療法」の歴史は古く、B.C.(紀元前)3000年頃には、エジプトで神への捧げもの
として用いられていたようです。
私たちがヒーリング効果の手段として「香道」「アロマ」を選択するのも、必然のことだから
なのでしょうね。
お気に入りのものに囲まれる生活は
何にも代えがたく、大切にしたいです。
フォトは、クリックすると拡大しますので、ご興味の
ある方はどうぞご覧くださいね。