~夢は永遠に生き続ける~

1960年代から1970年代のモータウン・サウンド降盛期、3人の仲間で結成した女性ボーカル・グループ”ドリーメッツ”が、時代を代表するスーパースター”ザ・ドリームズ”になるまでのサクセス・ストーリー。

(「シュープリームス」とその中心にいた「ダイアナ・ロス」の話をモデルにして生まれたストーリー)

R&Bの魅力を余すところなく詰め込んだミュージカル映画。

『シカゴ』の脚本家、ビル・コンドンが監督し、本年度(07年)の映画賞レースでは各賞を総なめにし、第79回アカデミー賞2部門を受賞(最多6部門8ノミネート)しました。

主演には、ビヨンセ、エディ・マーフィ(07年ゴールデングローブ賞助演男優賞)、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ハドソン(07年アカデミー賞最優秀助演女優賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞)と、超一流のキャストが勢ぞろいし、最高のパフォーマンスを繰り広げます。

オフィシャル・サイト  http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html

共演者からの影響でか、エンターティナー、エディー・マーフィが、「これでもか」というくらいの熱く素晴らしい歌唱力と今までにない演技力を魅せつけており、ほとばしる情熱に身震いがするほど。

ジェニファー・ハドソン(上下のフォトとも左)の筆舌に尽くしがたいド迫力の歌声は、鳥肌が立つほど上手で、まさにコンサート会場で聴いているようでした!

思わず、拍手をしてしまいましたパー


しかし、華やかに見えるショー・ビジネス界の裏側には、様々な確執、裏切り、挫折があり、最後に彼女たちが夢をつかんで知った事とは・・・?


10キロもダイエットしてこの役に挑んだビヨンセ。歌唱力、美貌とも最高です♪

映像、音楽、ファッション、エモーション、全てが華麗でパーフェクト!

宝石ブルー  『DREAM GIRLS』 で描かれる夢の本質

コンドン監督は語ります。

「人は誰でも、手に入らないものを熱望する気持ち、置き去りにされる気持ちを知っています。自分が望むもののためすべてを犠牲にして、失くしてしまったものに気づくのが遅すぎた時の気持ちも分かっています。この映画では登場人物たちのあらゆる夢と苦悩が描かれています。」と。

ブロードウェイミュージカルを、目の前で観ているような錯覚を起こすほどの素晴らしい映画でした。

余韻がまだ・・・メラメラ