一日、一日、

母との同居の時間が近付いて来る。


幼い頃

あれ程求め続けた母の愛。


私には、両親が居ない事が

とても寂しくて

とても悲しくて

毎日、不安で仕方なかった。


両親の居る子達が

羨ましくてたまらなかった。


それ程 憧れ続けた母が

81歳と言う年齢で

同居がスタートする。


あれ程求め続けた

母と言う存在と

やっと暮らせるのだから

喜ばなければならない。


大丈夫

大丈夫


上手くやれる。


大丈夫

大丈夫


幸せを感じながら過ごせる。


大丈夫

大丈夫


私を産んでくれた人だもの。


大切にしよう。