サテラ&オルエッタ。
初代~3代目まで先祖代々、ずっと一番の親友同士なんです
7日。
パパとママは昨日の夜いちゃいちゃしていた後、一緒のベッドで寝たみたい。
『おしどりふうふ』ってやつかな。
って、大事なのはそこじゃなくて、一番端っこのベッド。
赤ちゃんだった弟クルトが、1歳の誕生日を迎えて子供の姿に成長してたよ!
髪型が違和感あったので、理容セットで変えてしまおう。
えー!いやだよー!じゃないっ!
お姉さんに任せなさい♪
プレイメモに残っておらず、記憶もないので詳細不明ですが、赤ちゃんの時の顔系統を見る限り目を6系から5系にコスメっているようです
そうだ!
ついでに髪の色も変えちゃおうかな!
じゃーん。
上手にできました
みんなで誕生日をお祝いです♪
残念ながら姉弟では酒場に連れて行ってあげることができない……
家を出たところで、上の弟から可愛いイムムースを頂いて、
続けて従弟のユリエル君からもパンを貰った♪
ちゃんと普通のパンだったよ。スカスカとかカチカチとかじゃなくて。
次に来たのは、おばのエイドリアンさん。
勉強が楽しいかって聞かれて、『ふつう』って言ったら、ちょっと困った顔をしていた。
良い子ぶっておいた方が良かったかな?
今日の授業は農場代表が担当。
でも農場のお話じゃなくて、収穫祭のお話だった。
収穫祭の釣り大会も大事だけど、私は農場の仕事のお話が聞きたかったなぁ。
放課後、なんとなく幸運の塔に寄ってみたら、
奏女のアニェーゼさんがエッカルトさんに振られていた。
エッカルトさんは従姉ジュリアさんの恋人。
なんと彼は、振った女性の目の前でジュリアさんといちゃついていた……!!
みせつけてる、ってやつ?((((;゜Д゜)))
大人の恋模様って、時々怖い。
お姉ちゃんは大丈夫かな……?今の奏女さんみたいに、恋人持ちを追いかけてないといいんだけど。
今日はソフィー伯母さんの試合がある。
私のお守りを使ってくれなかった上、先制されて大ピンチだったけど、耐え抜いて逆転勝利。
危なかった。
ちゃんとお守り、使って欲しいなぁ。
8日。収穫祭の日。
朝、なんとなくサビーノ殿下の居場所を見たら、噴水通りの家に居た。
そこに住んでいたのはリンダさんという、サビーノ殿下にとっては従姉に当たる人だった。
今のところ恋人なし。
もしかして、サビーノ殿下は彼女が好きなのかな……?
そう思ったら、なんとなく胸がモヤッとした。
とこの瞬間は思ったのですが、これ以降殿下が彼女に話しかけているのは確認できませんでした。なんでこの日だけ朝1?
何故この画像しかないのか……謎
今日は上の弟エルスの誕生日。みんなでお祝いです♪
私はせっかくなので、昨日エルスから貰ったイムムースを頂いたよ。
収穫祭なので、パパを酒場にお誘い!
魔銃師で忙しいのに、一緒に来てくれるパパ大好き♡
大丈夫。農場管理官を目指してるんだもん!
残さず食べるよ。
気になるのは今日だけの占い!
どんなのが出るかな?
『たのしいきぶんで、たべればおいしい』だって。
うん、当たってるよね。
だってこうしてパパと一緒にご飯食べるの、楽しくて美味しいもん♪
シルヴァン
「実は仕事に向いてるかも?だって」
パパは農場管理官向きの『フェルタの手』って才能を持っている。
それはシュウチのジジツだから、実はも何もない気がするけどなぁ。
シルヴァン
「いくら才能があっても、アナちゃんと一緒に魔銃師を続けたいから、農場管理官になる予定はないかな」
そもそもフェルタ持ちといえど勤勉-2なのでクビになる気がするw
そう言ってパパは苦笑していた。
紳士なパパは、食事のあとはちゃんと家までエスコートしてくれた。
ママがパパが大好きな理由、ちょっとわかっちゃった♡
シルヴァン
「サテラちゃん、何か邪なことを考えてない?」
サテラ
「えっ!?な、なにもかんがえてないよ!」
パパってば、なんか鋭い
お家の前で、弟エルスを発見。
急にメガネなんかかけてるよ!?
なんだか、急に頭がよくなったみたいに見えるね。
不思議。
通りかかったビッグ君ともお喋り。
宝探しを他の日もしたいね、って言ったら、鼻で笑われちゃった……
ビッグ
「だいたい宝探しなんて子供っぽい」
ビッグ君はぶつぶつ文句を言っていた。
大人ぶりたいオトシゴロなのかな……?
サテラ
「じゃあ、ビッグ君の宝、全部ちょうだい!マリーさんのお店でお菓子を貰うからね♪」
お宝をマリーさんのところに持って行くと、おいしいお菓子と交換してくれるんだよ。
私が言うと、ビッグ君は慌て出した。
ビッグ
「やるなんて言ってないだろ!見てろ、サテラより多く宝を探してやるからな!」
急にやる気になったビッグ君と、しばらく採取をして過ごした。
採取途中でイムふんを掴んでしまったので、楽しそうに宝探しをしているビッグ君と別れ、ひとりでお風呂に行くことにした。
あっ。
お風呂にはパパとママがいて、揃って出て行くところだった。
も、もしかしてデートしてたのかな?
もうちょっと急いで来てれば、デートしてるところが見られたかもしれないのに……惜しいことしちゃった。
お風呂上がりのママともご飯♪
パパと同じこと言ってる!
今度の占いは、「ただしさも、ちからあればこそ」だって。
なんだか難しいね。
ママはそれを聞いて、少しだけ顔を曇らせていた。
アナ
「そうだね。弱いと、何もできないから」
そのママの顔で、私はふと2年前の白夜の日のことを思い出した。
変な人がうちに入ってきて、お姉ちゃんと2人で机の下に隠れたこと。
弱いと、何もできない。
その通りだった。
サテラ
「でもねママ、私は農場管理のお仕事がしたいよ」
農場管理官は武術職じゃない。
強くなれないわけじゃないけど、一生懸命お仕事をしたいから探索してる時間はあんまりない。
アナ
「農場管理官は大事な仕事だよ。サテラは自分のやりたいことをすればいいの」
『引き継ぎ』した時と同じように、ママは私の夢を応援してくれた。
そうだよね。全員が全員、強くならなくたっていい。
私は私の道を行こう。
そう思った。
夕方、私はアリステア君の家がある噴水通りC区にやって来ていた。
目当ての人の姿を見つけて、私はにこにこ笑顔で彼に近寄る。
サテラ
「アリステア君、女神の贈り物あげる!わたしからのプレゼント♪」
私が差し出した宝物を見て、アリステア君は目を丸くしていた。
えへへ、驚いてもらえたかな?
サテラ
「あのね、いつもお世話になってるから……そのお返し!」
アリステア
「友達なんだから気にしなくて良いのに」
アリステア君は苦笑していた。
サテラ
「あのね、私がアリステア君にプレゼントしたいって思ったの!だからもらって!」
私がそう言ったら、アリステア君は私の顔と宝物を交互に見て、それからおずおずと宝物を受け取ってくれた。
アリステア
「大事にするね」
サテラ
「えー!大事にしないで、お菓子と交換してくればいいのに」
私はお菓子が大好きだから、すぐ交換しちゃうんだけどな。
アリステア君は大人っぽいから、お菓子にあんまり興味がないのかな……?
アリステア
「だって、サテラさんがプレゼントしてくれたものだから。大事にしたいんだ」
彼が女神の贈り物を大事そうに鞄にしまう。
本当の宝物みたいに、そっと。
別にそれは特別なことじゃないのに、私は何となく……恥ずかしい気持ちになった。