今日の
放射線治療で

今日からの後半のスケジュールの
説明を受けましたメモ


今日から放射線を当てる場所について

放射線技師の方が

「今日から
ラルス(腔内照射)で当てる場所意外の
癌の部分だけにあてます。
その前に撮影と場所の確認をして
それから放射線あてますね。
いつも通り寝てるだけで大丈夫
です。このまま始めますね。
そんなに時間はかかりません。」


そんな細かいあて方も
出来るのか、、
と思いながら


機械が私の周りを
動き出す


色んな機械が
出てきては下がり
入れ替わり細かくスムーズに動いてまわる



そこで放射線技師の先生の声が
スピーカーから聞こえ

「今から細かい場所の確認の為に
先に撮影しますね」

と声をかけられる

何個かの機械が
私の周りをゆっくり回る


なんだかとっても近未来的な
機械です
例えるならテスラの車の中みたい


それから少しして

放射線技師の先生から


「場所の確認が出来ましたので
このまま処置に入ります」


といつも通り優しい口調で
語りかけられます


そこから
私の周りを丸っこくて
つるんとした可愛い機械が
2〜3分回ります


ここまでの所要時間
全部入れても
7〜8分!


私は
何に涙が出たかと言うと


こんな細かい治療を
数分寝てるだけで
全てこなす


この医療機器が開発された事で
どれだけの
患者さんの負担が軽くなったんだろう、、


私はこの治療を受けられる事に
とても感謝の気持ちで
胸がきゅっとつまりました


これまで癌で苦しんだ人達の歴史が
この機械の開発に沢山役立てられていると
そう思うと、


私はその人達のおかげで
こんなにも楽に
それも局所に効果のある治療を
受けられているんだな、、、


ってそう思うと、


これが出来る前に癌の治療で苦しんだ人達に
申し訳ない気持ちになった


こんなに良い治療を受けられているのに
マイナスに考えたり
落ち込んだり
死にたいとか言ったりして


私はなんて贅沢なんだ


そう思うと
涙が出てきました


昨日、
31年前にシスプラチンの
治療をされた方からコメントを
頂きました


それには
当時のシスプラチン抗がん剤治療では
今のような吐き気止めなどなく
ひどく吐いていたと


黄色や緑色の液体が口から出てきて
とてもとても辛かったと


今は同じ抗がん剤治療でも


吐き気を感じる事がないように
先に予防の吐き気どめから始まり

まず点滴で吐き気どめをしてから
その後にシスプラチンを入れるし、

色んな吐き気止めがあって
人に合わせてさらに処方してくれます


そのおかげで
少し気持ち悪いかな、、くらいで
治ってます


私の母も当時
抗がん剤治療の時
緑色の液体を口から吐いていました


その時の衝撃は
今でも頭にこびりついて
離れません


口からそんな色の液体が
出てくるなんて
考えもしなかったし
とても怖かった


でもその母や当時苦しんだ方の
苦しみがあったから
改善しようと軽くしようと
負担を減らそうと


医療を進めてきたんだなと


それに比べて
私は数分寝てるだけの放射線治療
吐き気のない抗がん剤治療

何が大変なんだろ
大変だけど
きつい時もあるけど

でも

感謝しないといけない

そう思いましたショボーン



最後に
私の受けている
IMRT
機械はこんな感じです


これから受ける方の参考に

🔻
















癌で免疫が下がってもこれを使って皮膚を保護できる