化粧品の安全性 | 化粧品販売アドバイザーのヒット商品を生み出す支援ブログ

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元化粧品開発者(薬剤師)が、化粧品の法律や成分、お肌についての情報をお伝えします。化粧品を輸入したい、作って売りたい、広告したい、けど化粧品の法律がわからない等ご相談ください。化粧品の輸入から薬事法チェック、化粧品の商品開発等の悩みを解消します。

今年になってから1件、そして2年前にも1件、化粧品、薬用化粧品で、大きな問題が起きてしまいました。

今回の問題は、薬用美白化粧品の有効成分によって、白斑ができてしまう問題、そして2年前は、石けんに入っていた、加水分解コムギによって、アレルギーを起こしてしまったこと。

私が、化粧品会社に入ってから、あと何年かで30年になりますが、こんなに大きい問題は、上記の2件だけです。

化粧品の成分は、30年で大きく変わってきました。

私が入った頃は、化粧品の数もこんなに多くなかったですし、成分数もこんなに多くはなかったです。

それが、コラーゲン、エラスチン等の生体原料、バイオ技術により安価につくられるようになった原料、植物からとれる様々な成分を加工した原料、把握しきれないほどの数と進歩です。

だからこそ、原料を選んで使う側が、より慎重に取り扱わなければならないということを改めて心に刻みました。

もしかしたら、事前にわからなかったことかもしれないけど、そういう事実がわかった時に、敏感にならなければならないのだと。

化粧品は、毎日使うものだからこそ、安全性により注意しなければならないです。

今日もお読みいただきましてありがとうございます。