ヤマハのテキストは、ジュニア専門コースピアノ5に入ったところで、ぐっとレベルが上がった気がします。
これまで学年相当より1テキスト程度先に進んでいたのですが、ピアノ5に入ってからは難易度が上がったうえに休講も重なり、1曲1曲がなかなか合格レベルに達しません。
速い打鍵が続いたり、リズムも難しくなり、何となく片手練習無しで進んできたのですが、それでは到底無理な状態になってきました。
弾きやすいところで速くなったり、逆に難しいところで指が滑って速くなったり、速度が安定しないので、メトロノームに合わせて速さを体に叩き込む練習を繰り返しています。
ヤマハのテキストに付属しているCDで楽譜は大体覚えているものの、指がうまく動くかどうかに関係なく、CDと同じ速さで弾きたがる、とにかく速く弾きたがるので困ります…
速く弾くと何となくごまかせてしまうからなのか、何となく上手に聞こえるからなのか。
実際のテンポより遅めに設定したメトロノームに合わせて、片手練習の繰り返し、速さを一定にし、正しい指番号を身につけ、強弱記号の確認をする、基本に立ち返って頑張ります。
併用しているテキストの曲や、コンクール、発表会の曲を併せて、常に10曲くらい練習しているのですが、時々親が確認しないと、ただ弾いただけ〜になりがち。
先生にみて頂こうと録音するだけでも、あちこちだめなところに気づくので、実際みて頂くところまで行かなくても、練習の質があがります。
でも、ピアノの練習に付き合うと、あっという間に1時間経ってしまうので、他の勉強を見る時間が無くなってしまう。平日は2日に1回くらいが限度かな…
自分で自分の音を良く聴いて、ダメなところを直しながら練習できるようになるのはいつのことやら…
それにしても、ヤマハのテキストは良くできている。リズムもテーマもジャンルも違う曲が収録されていて、幅広い音楽に触れることができます。とくに、他のテキスト、ブルグミュラーやソナタ、ソナチネでは経験できないようなリズムの曲も入っていて、難易度の高いリズムにも自然と少しずつ慣れていけるところが良いと思います。
CMなどで聴いたことがある有名な曲も散りばめられていて、お友だちの前で弾いても喜んでもらえるし。