以前にも、娘がヤマハジュニア専門コースに通っていて、私なりに良いと思う点を、ピアノ〜ヤマハ①②〜で書きました。

今日は、私なりに考える習い事の意義について。

もちろん、ピアノならピアノが上手になる、スイミングなら泳げるようになる、など技術の習得ですが、、、

それ以外で大切だと思うこと。


①学校以外の友達の世界を作っておくこと。

子どもというのは、学校が全てというような狭い世界で生きていますが、学校以外にも色々な世界があることを知っていてほしい。

学校生活が上手くいかないこともあると思いますが、そういった時の逃げ場になってくれたらと思います。

もちろん家庭も子どもの大切な世界ですが、子どもの世界でトラブルがあった時には、子どもの世界ではないと代わりにならないところがありますから…


②何か得意だと思えるもの、自信を持てるものを作っておくこと。

自分が得意だと思えるものがあるのは、子どもの自己肯定感を増すのに、とても役立つと思います。


③努力し続けることの大切さを学ぶこと。

こつこつ続けることで、出来なかったことが少しずつ出来るようになり、力がついて行くんだということを学んでほしい。それによって、努力し続けられる人になってほしい。

大学までが、勉強の一区切りと思う方もいらっしゃいますが、仕事をしていても、子育てしていても、努力し続けるということは本当に大切。

子どもの習い事にしても、送迎や練習の声かけ、付き添い、親も根気が必要です。
仕事にしても、就職が終わりではなく、そこからが始まり。いかに努力し続けられるか、学び続けられるかが大切。
そういう力を子どものうちにつけてほしいと思います。


でも、③に関しては、最近、その子どもが生まれ持った性質も大きいのかなぁ、と思うことも…
性格というのは、環境だけでなく、遺伝的な要素が大きいと思いますが、こつこつ続けられる性格の子どもと、こつこつが苦手な子どもがいるなぁ、と。 

努力できる性格は、努力して出来るものではないのかもしれません💦


非常に優秀なご兄弟がいる方(知能指数が天才の範囲)が、自分はいつも兄弟にコンプレックスを感じていた、兄弟は全然勉強しないのにいつも学年で1番、自分は負けたくないと努力してやっと学年で1番(はたから見れば、充分に優秀です…)。

自分は努力しないと出来ないと思っていたけど、努力出来ることこそが、自分の才能だったと大人になって気づいた、とおっしゃっていました。

優秀なご兄弟が、自分くらい努力していたら、どんな風になったかなぁ、ともおっしゃっていましたが…