娘は、ヤマハジュニア専門コースでピアノを習っています。
以下、ヤマハならでは、出来るようになったことについてまとめました。

娘は、
①聴音が得意。
♯、♭も含めて、音を聴き分けることができるので、聴いた曲の再現が出来ます。

私自身は幼稚園の頃に、ピアノのレッスンで聴音をして、全く聴き取れなかったのを鮮明に記憶しています。小学校に入ってからは、そういうレッスン自体がありませんでした…

娘の場合、幼児科の頃は、週1回のレッスン+自宅で15分程度を2日練習→いつの間にか出来るようになった印象です。同じクラスのお友だちも同じような感じでした。


②調を区別出来る。
聴音が出来るからこそだと思いますが、長調、短調の区別だけではなく、何長調か何短調かまで区別できます。 

私は、これも苦手でした。小学校の音楽の筆記テストで、長調と短調を聴き分けるものが出て、自信なく解答した記憶があります。

③移調が出来る。
レッスンでも宿題でも、1つの曲を、ハ長調とト長調とニ長調で弾く、など毎回練習します。学年が上がると、少しずつ移調の種類が増えて行くようです。

レッスンで次に弾く曲をYouTubeで検索して聴かせると、レッスンのは○長調だけど、こっちは△長調だから違うよ〜、とすぐに聴き分けます。

私、ピアノで移調なんてしたことがなく、大学生の時に友人が、ささっと移調してピアノ演奏をしたのに、凄く驚いたんです。

④他の人のリズムに合わせて弾ける。
個人レッスンのテキストの中にも連弾の曲がありますし、グループレッスンが必須でアンサンブルをしているので、人に速さを合わせる訓練になります。ずっとメロディーを弾き続けるのより、入ったり休憩があったりの方が難しいですよね。

こういうレッスンは、例えば音楽発表会の伴奏の時にも役に立つと思います。

⑤作曲ができる。
JOCといって、自作曲を演奏する発表会が年1回あります。また、普段のグループレッスンでも、右手メロディーに合わせて左手伴奏を考えてくる、メロディーの最初の音だけ決まっていて続きを考えてくる、などの宿題が毎週のように出ます。

JOCの時には、即興演奏というものもあります。その日会場にいる人たちが投票した2小節程度の短いモチーフの入った箱から、数枚紙をひき、気に入ったモチーフを使って、その場で曲を作り演奏するものです。パターンを訓練すると、考えながら弾けるレベルにまでなるようです。


ヤマハはよく耳を育てる、ピアノ教室ではなくて音楽教室といいますが、心から納得。

もう一つ、グループレッスンなので、お友だちと競い合うことが励みになっていますし、学校とは別にお友だちとの世界があるというのは、これから心の糧になるのではないかと思っています。