大輔君と連絡を頻繁に取るようになっていた。救命救急士の資格もあったため自然と話があっていた。

そんな中別の合コンが企画されていた。
幼なじみ梓に誘われた飲み会。
企画したのは彼女の職場の同期の達也君。
達也君とは、梓を介して1度会っていた。
開始時間に集まったのは…
女5人、男4人。

達也君『あと1人は仕事で遅くなるわ』

開始から20分後…
背がスラッと高いスーツを着た男性がきた。

大人数だったこともあり、3つのグループに自然と別れておしゃべりしていた。
一つは、私の後輩と達也君の後輩グループ。一つは、私の学生時代の友達と彼の友達グループ。そして、私と達也君。
私は達也君とお話してて、私飲み会に来た意味ある!?笑
なんて思っていた。

2次会はカラオケ。
おしゃべりしたのは、結局達也君位。そのほかの男性とはきちんと話せないまま終わりを迎えていた。

でも………

今までの私と違った事があった。
私は遅れてきた男性のことが何となく気になっていたらしい。

大輔君の事が好きな自分もいたのに…
遅れてきた男性が何となく気になる私。
無意識にline交換をお願いしていた…
いつもなら自分からはしないのに。


そう。
彼が私のヒーロー。

佐久間 虹(こう)君。

どこにでもありそうな出会いだった。
いつもと違ったのは、自分から自然と行動したこと。