今回はお見合い紹介所からの紹介、田辺さんのお話をします

 

 

 

田辺さんプロフィール↓

 

 

①42歳 大卒

②年収500万前後

③会社員・一人暮らし

④塩顔

 

 

 

当日はホテルのラウンジにて集合。

先に着いていた田辺さんと仲介人さんに挨拶をしつつ席に座りました。

 

田辺さんですが写真通りのお顔だったのですが、何だか頭部に違和感を感じます。

これはおそらく…人口毛かな?という不自然さがありました。

ついつい視線が行きがちなのを抑えて、会話をすすめます。

 

 

お互いの仕事や趣味等、話す中で田辺さんはずっと笑顔でお話をしてくれているのですが…

すみません。私の心が薄汚れているせいか、うさん臭くしか見えない…笑い泣き

 

 

田辺さん「ところでゆうりさんは人間関係でお困りな事ってないですか?」

 

 

私「へ?人間関係…ですか?」

 

 

田辺さん「はい」

 

唐突な話題にちょっとビックリしつつ、当たり障りのない事をこたえました。

 

 

私「そうですね…まぁ、社会人になってから色んな方と接する機会も増えましたから…」

 

 

田辺さん「僕、生まれてこの方、怒ったことないんですよ」

 

 

私「生まれて…?」

 

(そんな馬鹿な)←心の訴え

 

 

田辺さん「世の中悪い人っていないじゃないですか!」

 

 

私「そ、そうです…かね…」

 

(普通にいるいる!)

 

 

田辺さん「そうです!僕、嫌いな人なんて一人もいませんよ!!」

 

 

そう言い切れる事に対して、素直に凄いと思う心もあるのですが、

私は好き嫌いハッキリしてるし、普通に嫌いな人もいるのこれぽっちも共感できず笑い泣き

 

色々突っ込んでみたかったのですが、やっぱり何だか作り笑顔がうさん臭い…

 

 

田辺さん「ゆうりさんは好みの男性はどんな方ですか?」

 

 

私「えーと…、スポーツができる人とか…笑いのツボが」

 

田辺さん「僕の好みのタイプは、気が強くなくて穏やかで、清楚な方です!!」

 

 

質問してきておいて被せてくるなよ!笑

 

 

そんでもって食い気味に宣言してきた田辺さんの女性のタイプ。

 

 

 

 

見事なまでにひとっっっつも当てはまらない! 

 

 

 

 

田辺さんの好み通り、気が強い私とは相性が悪いと思います。

というか既に私の方が相性の悪さを感じています滝汗

 

 

私「じゃあ私は結構気も強いし穏やかでもないので、残念ながら当てはまらないですね~」

 

 

田辺さん「大丈夫大丈夫!ゆうりさん、僕の好み通りだから!」

 


違う言うとるやろが

 

 

 

ここでやっと気づいた田辺さんのうさん臭さの正体ですが、目が笑ってないんだわ!

視線が合ってるようで絶妙にずれてる気がする…

 

そして会話も微妙にズレを感じます。

 

 

田辺さん「今回はお見合いのシステム上、お茶だけだけど今度はご飯を食べに行きましょうね!」

 

私「そうですね…」

 

なんやかんや1時間経過し、お店を後にすることになりました。

 

 

田辺さん「ゆうりさん、お車はどちらに置かれたんですか?」

 

 

私「あっちの駐車場に…」

 

 

田辺さん「そっちにも駐車場あったんですね!」

 

 

どうやら田辺さんは別の駐車場へ置かれた様子。

 

 

私「それじゃあここで…」

お店の前で別れようとしたところ、田辺さんがついてこようとします。

 

私「えっと…」

 

 

田辺さん「駐車場まで一緒に行きますよ!」

 

 

私「え?大丈夫です!すぐそこなので!」

 

駐車場はお店から50m以内の目と鼻の先です。

 

田辺さん「大丈夫大丈夫!車も見たいし、ナンバー覚えたら今度から見かけたら分かりますよね!」

 

 

 

 

ひぇっ滝汗

 

 

 

 

えっ、私の車って分かったら何だっていうの…

 

 

私「すみません!あまり綺麗な車じゃなくて見られたくないので、見ないでください!」

 

 

田辺さん「大丈夫大丈夫!気にしないから!」

 

 

 

出会って1時間弱ですが、

あなたの大丈夫が私にとって大丈夫だったことは一度もない!!

 

押し問答をしている内に、先に駐車場まで歩いて行く田辺さん。

何が何でも私の車を見る気満々です。

 

 

田辺さん「あれかな?それともこっちの車かな?」

 

 

一つ一つ車を覗いていく田辺さんはもはやただの不審者です。

 

 

私「た、田辺さん…人様の車をあまり覗き込むのは辞めた方が…」

 

人の話を全く聞こうとせず、奇行を続ける田辺さん。

辞めさすには、観念して自分の車を教えるしかなさそうです。

 

 

私「こっちが私の車です…」

 

 

田辺さん「へ~!全然綺麗じゃないですか!ふ~ん!こういう感じなんですね!」

 

 

四方八方から車内をのぞき込む田辺さん。

車内清掃は定期的にしているのでそこまで汚いつもりはないのですが、あまりジロジロ見られるのも気分が良いものではありません。

 

田辺さん「車もナンバーも覚えたので、運転中見かけたら手を振りますね!」

 

 

私「はは…」

 

 

そもそも私は田辺さんの車を知らないので手を振られても分からないんじゃ…と思ったのですが、まぁ見つけるつもりもないので黙っておきました。

 

私の車を特定して満足したのか、田辺さんは元気に去って行きました。

 

 

 

 

 

出会ったばかりの相手に個人を特定される物を見られるのは、ちょっと抵抗があるのは私だけなのでしょうか…ガーン

 

 

うさん臭さとか人の話聞く気がないな~とか色々と思う所はありましたが、

何よりも人が嫌がってる事に対して、強引に話を進める姿勢は正直受付けられそうにありません。

 

 

これ以上あまり関わりたくないな、という気持ちが強かったので田辺さんとの仮交際はお断りさせてもらいました。

 

 

 

 

 

田辺さんのお話、おしまい!