友人のお家に黒ラブの女の子がやってきた。
以前はイエローラブの男の子がいて、3年前にお空へ還し、「もう飼わない」と言ってたけど1本の電話で状況が変わった。
知り合いから、「1人で訓練所をやってた人が急逝し、行き場のない黒ラブがいる、里親さんが見つからなかったら、個人所有の広い敷地で外飼いになってしまう、里親になれませんか?」
という依頼の連絡が入り、数日後とりあえずその仔を見に行った。
先代ラブでお付き合いのあった訓練所のイメージで行ったその場所は、全くの別物で、そこにいたその仔を見て、すぐに連れて帰ったそう。
その仔は、その訓練所の「繁殖犬」だった。。。
先日、以前から決まってたプチ同窓会をするため、友人宅へ行ったので、その仔と会う事ができた。
その仔は「ラン」と名付けられた。
初めて会うランちゃん、お客様が来ても無反応・無表情。
でも、怖がることはなく、そっと近づいてきて撫でさせてくれた。
小さくしっぽも振ってるから、人は好きみたい。
垂れ下がったお乳を見て、4歳でいったい何匹の赤ちゃんを産まされたんだろう…と思った。
今までの4年間は犬舎の中だけの世界だったはず。
車に乗ることも、フワフワのマットに寝ることも、きっと初めて。
りんごを差し出しても、匂いを嗅ぐだけで食べない。
今まで何を食べてたのかな、きっとりんごは食べた事ないんだろうね。
「ラブ=りんご大好き=ガツガツ食べる」が私の常識だったから、ちょっとショックだった。
ランちゃんの排せつは、定期的に決まった場所にロングリードで係留され、そこをくるくる回って用を足すように躾されてたらしく、お散歩へ行ってもしないそう。
お散歩もしたことないはずだけど、でも引っ張りもせず、上手にできるみたい。
先日、少し足が不自由な友人が、「私でも散歩できた」って嬉しそうに連絡をくれた。
これから、彼女のウォーキングのいいパートナーになるだろうな。
友人家族のあったかい愛情でランちゃんの心が癒されて、かわいい笑顔の見られる日が来るのを願うばかり。
もう大丈夫、幸せになるだけだよ、ランちゃん
おまけ
プチ同窓会
外せない大江の郷のパンケーキ
でも、おしゃべりしてたらあっという間
厨房では休む事なく焼き上がります
この中では私が一番小さくて、背を気にしないこの環境…懐かしい
とにかく、よく食べ、よくしゃべり…
楽しい1日でした♪