ナカまであいして1
こんにちは!腐女子のYuriです。今回はナカまであいしての1巻を読んだ感想を書きたいと思います!
かなりネタバレを含みますので未読の方はこちらをご覧ください↓↓
今回は大きく分けて5つのことを紹介します。
1巻のあらすじを紹介します。もう既に読んだ!!という方はスルーしていただいて結構です。
~あらすじ~
女子顔負けのビジュアルをもつ楪は顔しか見ない人間に辟易している。隣の席の常盤はまさに嫌いな人種だった。
しかしある夜、出会い系で知り合った男とホテルに入ろうとするところを、運悪く常盤に見られてしまう。その上、男慣れしていると思った常盤がナカを暴こうとしてくるが実は楪はハジメテで、、、(コミック裏表紙より)
ナカを暴くっていうのはおそらく「抱く」という解釈で良いと思います。出会いは最悪なふたり。似た者同士のふたり。どう展開していくのか楽しみじゃないですか??
こちらの作品の作者様は大人気商業BL作家、百瀬あん先生です。私も大好きな先生です。有名な作品としては『幼馴染じゃ我慢できない』(Daria)『舌先から恋』(Cillche)などが挙げられます。とにかくストーリーが天才だと思います。そして濡れ場の受けのお顔!!攻めの余裕がないお顔!!これは必見です。
以下は作品一覧です。日付は初版発行日の日付です。
2018年9月30日『俺を見て。』(GーLish)
11月20日『ハジメテだけどカメラの前で1』(Daria)
2019年5月20日『先生、いじわるしないでください』(GUSH)
6月20日『ハジメテだけどカメラの前で2』(Daria)
2020年6月20日『ドS先生に愛されてたまるか』(Daria)
7月15日『夢ならどこまで許されますか?』(シャルルコミックス)
8月10日『愛されたがりのサーフェイス』(マーブルコミックス)
10月20日『ナカまであいして』(GUSH)
11月24日『レンタル彼氏のお尻をご指名』(Lovexxxcollection)
2021年3月20日『俺のセンパイが心臓に悪い』(GUSH)
6月20日『幼馴染じゃ我慢できない』(Daria)
2022年1月20日『幼馴染じゃ我慢できない2』(Daria)
3月20日『ナカまであいして2』(GUSH)
4月29日『アオハルは愛し愛され』(オーバーラップ)
5月17日『長年想いの後輩×先輩』(KADOKAWA)
11月20日『幼馴染じゃ我慢できない3』(Daria)
2023年3月10日『舌先から恋1』(Chillche)
4月20日『ナカまであいして3』(GUSH)
どの作品も似ているストーリーが少なく色んなバリエーションが楽しめるのでぜひ読んでみてください!舌先から恋はケーキバースですので苦手な方は注意です。
あつくあつく語っていきたいと思います。まじで最高なんですこの作品。ほんとにみんなに読んでもらいたいです。5話+描き下ろしが収録されていますが、今回は描き下ろし以外に感想を交えながら解説を1話ずつ書きます。
❤︎Part1❤︎
まず出会いがすごいですね。夜のホテル街で、、、っておい。どんなシチュ!?私からしたら最高に尽きますね、はい。でもまぁ楪からしたら最悪ですよね。おじさんとホテルに入ろうとするところをクラスメイトに見られるわけですから。しかもハジメテなのに男慣れしてるって勘違いされてヤられちゃうし。散々だと思います。写真まで撮られて、、、
お互い口悪いですが、気を許せている証拠ですよね。楪には田名部尚太という高一からの友達がいるんですが田名部には毒舌を浴びせることはありません。
❤︎Part2❤︎
2話目で早くも体育祭エピソード!!早いですね~。
最初は楪がアナニーにはまったきっかけから始まります。まさかBL漫画の広告に影響されてとはほんとに勉強熱心ですね(笑)可愛いです。セフレの申し出を断ったが楪は未だにあの快楽を忘れられていないようです。(そう簡単に忘れられたら困りますけど。)
そして話は体育祭に。
頭はいいけど極度の運動音痴である楪。選択種目である大縄跳びをさぼろうと、第三倉庫前水道裏にしゃがんで隠れているところを常盤に発見されます。脚の速い常盤はリレーのアンカーゼッケンを持っています。運動神経良い×運動音痴のカプけっこう良くないですか?私は好きです。
この話くらいから常盤は早くも田名部を敵認定し始めます。「お前絶対勝てないよ。二組のアンカー、尚太だし」この楪の言葉に、若干いらっとする常盤。このあたりからですかね。田名部の名前がでると何か引っかかるんですね、きっと。
そして痴話げんかをしていると先生が近づいてきて、それにいち早く気づいた常盤は楪をぐいっと引っ張り壁裏に隠れます。男同士がくっついたらそれはもうなにもなしで終われません。
先生が通り過ぎた後、楪が常盤の匂いに少しだけ反応します。『肩肘張らなくていいのは、楽かもしんない』と、常盤の「俺もお前のケツでイッたしなー。同類~て、な?」と慰める言葉、「同類」と田名部の顔を思い出してそう考えます。常盤には遠慮しないで言いたいこと全部言えてるんじゃないでしょうか。
楪が何かに反応したと気付く常盤。体育倉庫にふたりで入ります。神シチュきました。もう尊い。なんとここで楪のアレに、はちまきを常盤がリボン結びでっ!そしてヤりますっっっっ!!
やめてと言いながらも心の中では噓、やめないでって思っている楪。そして常盤の顔をみて気づくんです、『こいつも気持ちいんだ』って。そして次のページめくってみてください。一コマ目、、えぐないですか?このお顔。反則ですよね。この後の会話、かみしめてくださいね、ぜひ。
なんかすごく長くなってしまったのでこのあとのは本編でお楽しみください。たぶん微笑みます。
❤︎Part3❤︎
かなりときゆずの距離がぐっと縮まる回になっています。
晴れて(?)セフレになったふたり。「顔見てヤりてーじゃん」という常盤の言葉、みなさんも覚えておきましょう。しかし常盤はヤる以外は無愛想な楪にちょっとご不満な様子。
テスト一週間前。勉強しなきゃいけないけどバイトもしたいという常盤に田名部が「勉強教えようか?」と申し出ます。英語は楪の方が得意だから、と英語は楪が教えることに。なんだかんだ言って教えてくれるんですよねー楪は。
テスト当日、水曜日。テスト中に楪を見て『テスト期間もすんのか?こいつ、抱かれたいクセして自分から誘って来ねーしなあ』と考える常盤。つんでれすぎて誘えないところも可愛い。
テストが終わって放課後。恐らくテスト期間なので午前だけだったんでしょうね。昼ご飯を持って、常盤と楪が教室に入ろうとすると中から声が。楪の陰口をたたく女子生徒ふたりの声。常盤はガラッとドアを開け「田名部に構ってもらえるといいな?」と言い放ちます。
女子生徒が出て行ったあと、ハッとなって楪は「余計なことしないでよ」と言います。『いつもはあんなのスルーしてるだろ。でも』。きっと放っておけなかったんでしょうね。ここで常盤の名言が出るので本編でどうぞ。
その後勉強を開始するふたり。「…待っててくれんの」「え?帰っていいの?」いつもを知らないので何とも言えませんが、きっと以前は楪は教えたら速攻帰っていたんでしょうね。ちょっと嬉しそうな常盤の顔見逃さないでください。「……暇だったらこれ聴いてていいよ」とイヤホンを手渡しASMRを流す常盤。
そこへ田名部が。田名部と楪が数学の最後の問題で盛り上がっていることに苛立ちを覚える常盤。嫉妬です。ですが、常盤は本気で誰かを好きになったことがないので、それが嫉妬とは知りません。
田名部が行った後、常盤が「なんで田名部とつるんでんの?」とと聞くと楪が答え、「だからって猫被ってんじゃねーよ」とイライラが収まらない常盤。顔をあげると楪の様子がおかしいことに気づきます。どうした、と常盤が尋ねると「だって、これ…耳がぞわぞわ、して」と若干息の荒い楪。もうこんなんヤるしかないですよね。
そういうことをする流れになり、常盤は窓の外に田名部をみつけ、よう、と声を掛けます。楪と田名部が会話をする一方、カチャカチャと楪のベルトを外しだす常盤。後ろを解し始めます。声を抑えながら田名部と会話する楪。なんと常盤はそのままアレを突っ込みます。
なんとかばれずに済んだ楪は、背面座位の体勢から「も、一旦抜いて…」と言います。常盤がなんでと尋ねると「顔、見てしたいんでしょ…?」と答えます。皆さん覚えてましたか。あん先生のこういうところ、まじで大好きです。
対面座位になると常盤が楪に始めてのキスをします。なんでこいつとキスなんか、、と思いながらも気持ちいと思ってしまう楪。
関係がちょっと変わった回でした。
❤︎Part4❤︎
4話はすごいです。
夢で常盤とえっちする楪。水曜日なので期待して学校に行きます。
学校では終業式が終わり、夏休み明けすぐの文化祭に向けての準備が始まっています。常盤の元カノ、池田が登場します。池田も相当な面食いなので、常盤と別れた後は田名部を狙っているようです。ちょっと楪を邪魔だなとも思っています。
田名部が楪に駆け寄ってきて「今日の委員会当番代わってもらえないかな。帰りに何か奢るから」と頼まれ楪はそれを引き受けます。田名部と楪は図書委員です。
バケツに水を汲みながら楪は『俺と常盤って夏休みに会う理由、なんもないんだな…』と思います。そうなんです。まだふたりは付き合っていないわけですから学校がないと会うことがないのです。それをちょっと寂しく思った楪、可愛いですね。早く好きってことに気付いて欲しいです。
そこへ池田が楪に絡みます。池田の一言一言にイラッとする楪。キレた楪が池田に一発かまします。「あいつサイテーだけど、サイテーだって自覚がないアンタよりよっぽどマシ」これはすっきりします。池田が楪につかみかかったその時「はいストップ」と常盤が割って入ります。「ペンキ貰いに行こーぜ。生徒会室ってどこ」と楪を連れ出します。それを見ていた田名部。何か意味深な描写で描かれております。
ぼろくそに言われても怒らない常盤に楪が「なんでお前怒んないの」と言います。ここでまた常盤から名言が出るのでお見逃しなく。そしてそのあとには楪の刺さる一言がありますのでぜひ本編で。そしてその言葉に驚いた常盤は楪にキスをしようとしますが、楪は押し返します。
教室で常盤が一人でいると田名部が現れます。「俺郁巳に告白しようと思って」まさかの宣戦布告。焦った常盤は「俺、関係ねーし」と言いながらも図書室へ足を運びます。
「え常盤?なんの用……」という楪に常盤はハグをします。驚く楪。すると常盤は楪のベルトを外し始め、強引に前を擦ります。楪は抵抗するも、常盤の力が強くておしまけます。
「今日は尚太が…っ」という楪に常盤は首にキスをします。抵抗する楪に「ほんとは挿れられてーんだろ」「朝から奥、突かれるの期待して学校来たんじゃねーの」「思い出せよ、なあ。ここより、もっと奥。思い切り押し込まれんの」と言い聞かせます。思い出しイキする楪に「こんなの、田名部が知ったらどんな顔するだろうな」と言うと楪は「やっぱお前最低…ッ!尚太の方がよっぽど…!」と言います。イラっとした常盤はキスで楪の口を塞ぐと常盤のアレを挿れ始めます。
『尚太がそこまできてる。やめなきゃ』という気持ちよ『気持ちいい』という気持ちが交錯します。尚太が運よく戻った後楪は号泣します。ごめん。と謝る常盤。帰りに楪は田名部に告られてそのまま夏休みに入ります。
4話がいっっっっっちばん切れ味悪いです。
❤︎Part5❤︎
夏休みが明け、初日。教室前で鉢合わせます。楪は常盤に何か言おうとしますが常盤はスルーして教室に入っていきます。教室に入ると楪のところに田名部がきます。夏祭りの話をしていて、この時点では常盤はふたりがもう付き合っているもんだと思っています。
そして文化祭当日。常盤は友達の堺と回っています。常盤は堺に「そういや最近全然楪と絡んでねーじゃん」と言われ「あいつ田名部に告られたみてーだし」と答えます。このあと楪に拘っていると堺に気づかされます。
そしてふたりのもとへ、女子生徒ふたりがきます。その子たちが言うには”午後にミスコンがあって楪は女装している。トイレに行ったっきり戻ってこない。具合の悪そうなおじさんを連れてたって聞いたけど保健室には来てない”と。こんなんもう空き教室で襲われる以外なにがあるんだ!って感じですよね。
焦った常盤は空き教室を走って探し、見つからず最後の空き教室まで着くと中から「っざけんなこのエロジジィ!」という声とおじさんと楪が出てきました。
「と、常盤………」と動揺する楪に「何された!」と言います。そのあとには常盤が電話をかけ、楪を空き教室に連れ込み、図書室の件のことを謝ります。「俺も言い過ぎたし」という楪を遮り常盤は「やめよーぜ。セフレ」と言います。つんでれの楪は、やめたくないなんて言えず「清々するわ」「当然だよね」「あんな無理矢理」と自分に言い聞かせるように言います。
話を聞かない楪に常盤は「田名部がお前に告るって!」と柄にもなく大声を出します。そこからはもうあまあまの連続なのでぜひあなたの目で。最後の両想い初えっち中だしは最高でした。
❤︎描き下ろし❤︎
そもそもの話という名前で収録されているこの話は、なんでアナニーにはまったのか常盤が聞き出すエピソードです。ぜひ読んでください。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。